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 指導詳細 

基本的に地頭は関係ない

 中学受験レベルの学習で必要なのは正しい学習方法と学習習慣を身につけることです。成績が思わしくないケースでそれが できているのはほぼ皆無です。

本人の自主性を育む

 好きこそものの上手なれ、です。遠回りのようでいて実際は近道です。年齢の低い中学受験ならばなおさら影響は大きく、ほんの少しの自主性が身につくだけで世界が大きく変わります。

基本に忠実な根幹のしっかりした学力の育成

 強者はセオリーに忠実なものです。表面だけのふわふわした学力はいりません。
 追い込まれた状況で大失敗につながる原因になりがちです。根幹がしっかりしていないと応用ができないからです。 そして近年の受験は思考力を問う傾向が年々増しています

以上のことを確たる方針として指導しています。


 科目別詳細 


国語

国語に関してはとにかく論理構造の把握の徹底です。
少々堅苦しいので普段の授業中同様に簡単に言い換えると、「何がどうしてこうしてこうだからこうなった」ということをしっかりと読む、ということです。
ありがちなのですが、何かの語句を見たら線を引くだけ、といった小手先のテクニックはあまり役に立ちません。
その行為を強調すると、小学生の場合はどうしてもその線を引く行為自体が目的になってしまうことが多く、そこで作業が完結してしまう傾向が一般に強いからです。
中学受験に成功するには何となく分かる気がするでは意味がなく、しっかりと理解して問題を解き、確たる再現性を持つことが重要になります。
線を引くにしても機械的ではなく、そこが大切だと考えたから線を引くのでなければダメです。
それにはどこまで行っても丹念な学習の繰り返し、そして継続以外に道はないのです。
丹念な学習にはもちろん漢字、語句といった知識系の習得も含まれます。(中学受験の場合はむしろその重要度は相当に高いと思われます。)

ここでよく耳にする事柄についても触れておきましょう。
物語文において「自分はその人ではないので気持ちが分からないから問題も解けない」という件です。
人は他人と完全に同じ気持ちにはなれないし、感じ方も違って当たり前です。
その観点からすると一見正しく、仕方がないようにも思えます。
しかし、です。
中学受験で問われるのは厳密な感情の機微の表現力ではありません。
大雑把に同じ方向の感情経験があれば十分です。
文章中のヒント、きっかけとなる部分を見つけ出し、客観性、一般性を持った内容部分を読み取れるか否か、なのです。
それは即ち論理性そのものですよね。
ただし説明文における「知らない事柄で言葉自体が分からない」、物語文における「あまりにも離れすぎていて、近い気持ちの利用が難しい」は丁寧に教えてあげないとなかなか改善が難しいのですが、そこの距離感、アプローチは国語指導の腕の見せ所でもあります。

なお中学受験においては、国語での実力の育成が最終 的には総ての科目の根幹となります。
ある程度のところまで成績がアップした後、更なる伸びができるか否かはここに 掛かっていると言っても過言ではありません。

◆ 算数

中学受験の算数学習で習得すべき事柄は大きく分けて5つになります。
計算、数える、比の利用、規則性、図形の5つです。

最も鍛えやすい部分の「計算」をルールを明確にした上で過不足ない練習量によりしっかりと育成します。
計算は過学習に陥ると条件反射的に慌てるようになる状態が結構見られ、そうなるとどうしても精度も落ち、力づくで処理ばかりする悪癖がついてしまうので、適切な練習が思った以上に大切です。

簡単そうでいて状況次第では最も精度が落ちる傾向の強い「数える」力を安定したものとすべく育成します。
目に入ったものから手当たり次第ではなく、安定したルールに則って数えること、大きな数字のカウントはできるだけ避けて小さな数字のカウントに持ち込む工夫を意識すること等がポイントになります。

抽象度が高いためどうしてもバラバラの知識となり、大量の特殊算の山となりがちな「比の利用」を系統立ててシンプルな道具にすることを目標とします。
それぞれの特殊算ごとに学習はしていくのですが、比が上手に使えるようになると種類ごとの意識が弱まり、自然に適切なタイミング、形で道具を取り出せるようになります。
中学受験で算数が得意な子はいちいちなんとか算を強く意識して解いたりはしないので、上手な子の思考法に近づこう、ということです。
王道ですね。

得意な子には味方、苦手な子には敵、それが「規則性」です。
食わず嫌い傾向がどうしても目立つ分野なのですが、実際に練習を積むと取れるようになることがかなり多いので、問題演習により「見えない」恐怖感を取り除き、頻出事項との新和度を高め、実戦の場での見えやすさを高めることを主眼とします。

出題されないことは皆無、中学受験の算数の成否に大きく影響する「図形」問題。
経験が大きく影響するセクションなので充分な経験を積ませ、また、難易度の上下が大きいのも特徴なので取るべき問題をしっかりと取る、確実性の高い学力を目標とします。
空間図形あたりはかなり嫌がられるのですが、把握が難しい分だけ問題は同じ傾向が強いので、そういった部分も落とさないように手厚い指導を行います。

◆ 理科

算数ほどまっすぐ深く計算等をすることは少ないけれど、比較すると多くの判断材料を与えられ左右に振られる。
国語ほど広く考えることは少ないけれど、論理性の厳密さはしっかりとさらに要求される。
中学受験の理科はそんな科目です。
知識系、思考系のバランスが良いのが特徴でしょう。
曖昧さは悲劇を招くことが多いので、各セクション、輪郭のしっかりした知識、思考を強く意識した指導を行います。
中学受験の理科が得意な子は、知識系は記憶することが社会よりは少なくて楽、思考系は計算あたりははっきり言って簡単な算数、といった感覚でいます。
差がつきやすい科目なので、優位な側に立つことを目標とします。

◆ 社会

暗記のイメージが強く、放置した挙句に強烈に足を引っ張ることも多い科目。
それが中学受験の社会です。
攻略にはとにかく学習ペースが遅れないようにすることなので、それを意識した指導を行います。
暗記量の多いので、それを少しでも楽にするべく、身近なものとのつながり、断片的ではあっても知っていることとのつながり、馴染みのない事柄との新和度を高める、といったことを大切にしていきます。
費やした労力の報われやすさは科目中ナンバーワンなので、他の科目とのバランスの影響が大きいのが独特です。


 どの科目にも共通しているのは根幹のしっかりした論理的思考能力を育成する点です。受験の際問われる問題のレベルが 上がるにつれて、要求されるのはその能力です。
 やみくもに高度な問題に挑むのではなく、基本をしっかりと固めた上で実力のアップを計るというスタンスで指導します。

志望校対策

 必要な時期になったら、徹底した過去問の演習を行っています。指導する際の方法は前記したことの徹底した反復となります。
塾等での過去問演習の様子から推察するに、ほとんどの子が相当に復習が足りない状態のままのようです。
自分の生徒からは、「こんなに丁寧に復習する必要があるとは考えていなかった。これまでの復習は足りなかった。」という感想をよく耳にします。


◆詳細はメールでお問い合わせください。


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