◇ ざっくりとした製作工程



材料を入手した後、まずはよ〜く、
よーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーく見ます。
何故こんなによく見るかというと、楽しいからです(笑)。
そして、おおよそ作りたい形に荒割して、乾燥させます。
すでに十分乾燥している材でも、荒割してから半年は寝かせます。

その後、加工の全体の流れは、
本体の成形、響板の成形、サンペを入れて接着、小物部品の製作取付、彫刻、絃の張り付けです。

僕の場合、1年に2丁くらいしか製作する事が出来ません。

接着は膠を使いますが、接着の日はお盆の最終日と決まっています。
伝統的な何かがある訳ではなくて、、、
春から削り始めて、お盆中に本体部材を完成させ、気温の高い時期に膠をやりたいという事です。

で、そこから2週間は膠の乾燥の為、動かせません。という言い訳をして骨休めするのです。
この間に糸巻きやウマなどの小物部品を作っていき、彫刻を終える頃にはしっかり乾燥して良い音が出てきます。

接着工程が終わればひと安心。後は部品を付けて絃を張れば完成です。


ところで響板の成形って、平らな板じゃないの?
これについては響板素材のページで詳しく書きますね。


ちなみに、1丁製作するとだいたいこれくらいのかんなくずが出ます。
とてもいい匂いがするのでしばらくはこうやって貯めて部屋に入れておくんですよ。

かんなくず


よじ登る。。

とりあえず戻ってみる。