「唄トンコリ」
◇ 唄トンコリって?
両手で弾く楽器です。口は空いてますから唄いながら弾きたいですよね。
ギターとかでは弾き語りと言われ、沖縄三線では唄三線と言われます。
ので、唄トンコリって勝手に呼んでます。
前置きも後置きも長いですけど、
僕の唄トンコリの音源をこのページに置いておきますので、
聴いてみたい方どうぞ。
◇ 唄っている歌は?
元は歌声と手拍子で聴いたアイヌの伝承歌ですが、
僕なりに聴こえた印象をトンコリの音にして、
自由気ままに唄っています。
とはいえ、伝承歌を出来るだけ忠実に再現しようと一度は僕なりに研究して唄ってみて、
その後での僕なりの楽しみ方になってきたという事ですので、
この部分は外せない、重要と思っている箇所は、変化の無いように頑張っています。
まあ、どの時代の誰さんの歌を原曲と言っているのか、もうキリが無いですけども。
なので、唄声のメロディーはおおよそ元の曲に似ていると思いますが、
トンコリの音は、二度と再現出来ない部分も含めて
僕が勝手に作っちゃった伴奏ですので、特に意味は無いです。
「トンコリってこんなして楽しんだらいいんだはずよ。」とか、
「ああ、これならオラにも出来っぺぞ。」とか、
そんな感じで聴いてもらって参考になったら嬉しいです。
これからの楽しいトンコリの遊び方はきっとこういう事なんじゃないかなぁて。
そしたら、同じ曲を楽しんでいる人と出会ったら、
それぞれ思い思いの演奏で、一緒に弾いて唄えるでしょ。
やったことないけど(唄おう笑おう)
◇ 調弦は?
基本的には、唄いやすい音の高さにすればいいという、
沖縄と一緒。オジイがドーと唄ったらその音がド。
これ基本。
実際この演奏の時も適当です。
普通に唄うなら周波数とか絶対音とか一切不必要ですので、
わかりやすいドレミで低い音から順に書いておきますね。
実際にトンコリの5弦に割り当てる時は、
低い音から順にドレミソラだとすると、
弦の並びは左手側から順にソレラミドの順に並びます。
但し、倍音列の関係の音を並べる場合はドレミ音階では書けないので、
詳しくはのページをご覧下さい。
5弦への割り当ては上記と同じ順です。
◇ 唄トンコリ
「サランクル チプ サンケ」
◇調弦:ソラドレミ
浜から舟を押して海に出て行く様子を唄った歌です。
サランクル チプ サンケ
トオ ピシ タ チプ サンケ
この録音は、秋の夕暮れに虫が鳴いている窓際が心地良くて、
随分前に唄っていたこの歌を思い出して、
虫の声入りで録音されています。生コーラスです。
「ユクトパサンナ 〜 オロロピンネ」
◇調弦:ドミソラシ
最初のユクトパサンナは輪唱のような追い掛け構成。
オロロピンネはほんとはもっとゆったり唄いたい。
ユクは鹿のこと。ピンネは雄、牡鹿のこと。
オロロピンネだと雄の狼のことで、
アプカトパは強い牡鹿のこと。
じゃあ、ユクトパは何だっけ?
まあ、そんな動物たちが騒いでいるよ、という歌なのです。
「suma kaa peka irehte (スマカアペカイレッテ)」
◇調弦:ミソラドレ
伝承曲を聴かせて頂いて、
なんとなくいい曲だなぁと思ったので、
僕なりに弾いてみました。
あ、最初の調弦の音とつぶやきは無視して下さい。
「イヨチ」
◇調弦:ファソドレミ
現在の余市(よいち)の土地を唄った歌で、
浜辺に近い方に青草(コゴミ)が生い茂っている様子だそうです。
イヨチ ソロマ
イヨルルサム コテ ソロマ
録音はいつもの虫くんと共に。
「サランクル〜オロロピンネ」
◇調弦:倍音列の第5,6,7,8,9倍音です。
調弦音の内容は、のページをご覧下さい。
唄の内容は上記をご覧下さい。
ちょっと不思議な音に感じませんか?
僕はこういう音だとグッとくるんですけど、
(あ、唄声じゃなくてトンコリがですよ)
そう感じるのは僕だけなのかなー。とか。
あ、最初のつぶやきは備忘録です。
「すむれら」
◇調弦:倍音列の第5,6,7,8,9倍音です。
調弦音の内容は、のページをご覧下さい。
唄は無しの曲「すむれら」を作曲しました。
スムレラとは、アイヌ語で季節風のことです。
晩秋の力強く勢いのある爆風の木枯らしのイメージです。
その中に物悲しい何かを感じられればと。
倍音列調弦でロック&トンコリでの表現です。
◇ 録音は。。。
ほんとはもっとゆったり長ーく弾いて唄っていたいのですが、
ホームページの都合上最小限に抑える努力が必要でした(笑)。
そして録音は、ボイスレコーダー専用機より携帯電話の方が結果が良い感じなので、
iPhoneを使い、再生が容易なmp3形式の低音質に変換し、
まあ、音質が悪いのは仕方無いですね。
僕の場合、練習というより寝る前に弾きたくなって自由に弾いている時に
面白いフレーズが出てきて、それを忘れないように記録しておくんですね。
それで、あ、1曲いけるんじゃね?って思って録音したのがここにある唄たちなのです。
どんな感じですか?
感想をお聞かせ下さいませ。
よじ登る。。
とりあえず戻ってみる。