[今回のわからん]

CASIO「MQ-24-7B2LLJF」と「MQ-24-7BLLJF」

いきなりマニアックな話で恐縮ですが、今回は「チープカシオ」略して「チプカシ」の話です。


●「チープカシオ」とは?

「チープカシオ」とは、時計屋や家電売り場でショーケースに入らずに、陳列棚やワゴンにダーッと並んでいる1,000〜3,000円くらいのカシオの腕時計のことで、
・中国産の粗悪時計とあまり変わらない値段でありながら「CASIO」ブランド
メーカー保証1年付き
機能的かつシンプルなデザインがオシャレ
異常に電池の持ちが良い(公称3〜7年、実際には10年くらい電池交換不要のモデルも)
ということで、近年密かに人気が高まっている時計です。

なかでも、一番の売れ筋は、シンプルなデザインのアナログのチープカシオ「MQ-24」で、パッケージには「MEN'S ANALOG」と書かれていますが、男女問わず装着でき、カジュアルにもスーツにも合わせることができるので男女問わず大人気なモデルです。
2017年7月現在、CASIOの公式オンラインショップや家電量販店でも品薄なモデルです。


●細かすぎる違いとは?

大人気の「MQ-24」ですが、実は「MQ-24」には微妙に違う2種類が存在するんです。
[MQ-24-7B2LLJF]
Amazon [MQ-24-7B2LLJF]
[MQ-24-7BLLJF]
Amazon [MQ-24-7BLLJF]
左が「MQ-24-7B2LLJF」で、右が「MQ-24-7BLLJF」です。
(画像はいずれもCASIOの公式オンラインショップより)

この2種類、型番をよく見ると「MQ-24-7B2LLJF」「MQ-24-7BLLJF」の後継機種のように見えますがそういったことはなく、かなり昔から2種類が併存しています。
こうやって2枚写真を並べてじっくり見てみると、文字盤の数字の大きさなど、両者が別物であることが分かりますが、同じようなパッケージに入って同じようなところに陳列されているので、あらかじめ「MQ-24」には2種類有ることを知っていないと、混乱するかと思います。
また「MQ-24-7BLLJF」は上の写真で見ると竜頭(時刻の調整をするつまみのこと)の色が黒色のように見えますが、実際には「MQ-24-7B2LLJF」と同じ銀色です。
ちなみにドラマで大人気の星野源さんの愛用モデルは、「MQ-24-7B2LLJF(文字盤の数字が大きい方)」です。

どちらも定価は3,000円くらいですが、Amazonや家電量販店では1,000円〜2,000円くらいで販売されています。


●Googleも大混乱?

この細かすぎる違い、天下のGoogleでもこの細かすぎる型番の違いはいまいち自信が持てないらしく、「MQ-24-7B2LLJF」をGoogle検索すると、「MQ-24-7B2LLJF」の検索結果を出しつつ、「もしかして: MQ-24-7BLLJF」と提案してくれたりして、大混乱しているのが分かります。

また「MQ-24-7BLLJF」にそっくりで日付表示が付いた「MW-59-7BJF」もほぼ同じ値段で販売されていて、混乱にさらに拍車をかけてくれます。
[MW-59-7BJF]
(画像はCASIOの公式オンラインショップより)
Amazon [MW-59-7BJF]
こちらは文字盤の数字の大きさが「MQ-24-7B2LLJF」「MQ-24-7BLLJF」のちょうど真ん中くらいです。
文字の大きさのバランスは「MW-59-7BJF」が一番だと私は思うのですが、皆さんはどうですか?


●迷ったら両方!

このページを見た皆さんは、もう「MQ-24」で迷うことはないですよね?
まぁ両方買っても3,000円位なので、両方買って日替わりで微妙な違いを楽しむ、というのもアリかもしれません。



[今回のまとめ]
  • 「MQ-24-7B2LLJF」「MQ-24-7BLLJF」はそれぞれ別のモデル
  • 「MQ-24」を見分けるポイントは文字盤の数字の大きさ
  • 迷ったら両方買え!(とフランク三浦さんも言ってました)

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