7月2日(土曜日)
朝、7時前に食事をした。
「卵がなくなっているから市場に買いにいってくるから。」と言って義母と食べた。
市場から帰ってくると「母さん、ご飯食べてきたの?」と聞かれた。
「???」
「ばあちゃん、ご飯食べた?」 「うん。おらは食べたよ。」
「だれと食べた?」 「あや?・・・」 「かあさんと食べたっちゃね。」
「そうだよ。一緒に食べたよ。」 「どうして、ご飯だべた?って聞くの?」義母はしどろもどろで意味不明。
一人で食べたような気がしていたそうな・・・
夕食時、カツオの刺身があった。
病気になってからは、生ものは口にしなくなっていた。
二、三日前、カツオの漬けを三切れ、食べても食べなくても良いと思って出した。
その時は、何も言わずに食べたので、今日の刺身はどうかな?と思って聞いてみた。
「ばあちゃん、カツオの刺身食べる?」 「うん。しばらく食べてないから食べてみっかや。」
「この前、食べたでしょう。」 「あや!食べないよ。」
カツオの醤油漬けのことを説明すると 「おら、なんだかわかんないで食べてた。」と言う。
長年、魚屋をしてきたのに、自分が何を食べたか分からないないなんて、悲しい。
それも、明日には忘れているはず。
7月11日(月曜日)
今日はデイサービス。
朝起きると 「今日は暑いのすか?」と聞かれる。
「ばーちゃんはどうなの? 寒いの?暑いの?」
「そいつがわかんないからっしゃ。」と言う。天気予報では26℃だったが自分で判断してもらわないと・・・
「今日は、寒かった。 暑かった。」と人のせいにするから困る。
娘にも同じことを聞いていた。 「暑いよ!」と言われ 「着て行って、暑かったら脱げばいいよ。」と言われていた。
8月2日(火曜日)
夕食の時、きゅうり漬けを義母に勧めると、「おら、これを食ったら血圧上がって具合悪くなったから食われえ。」と言う。
何時頃? 「わかんねェけっとも」
今までだって食べていたのに、必ず何かのせいにする。
8月15日(月曜日)
朝、デイサービスの日。
「具合が悪いから行かない。」という。
「夕べも食欲なかったから、ご飯食べなかったし・・。」 でも、夕食前にずんだもちを3個食べた。
「痛くも痒くもないんだけれど、腹がモチャモチャして、何かできもの(癌)出てるんだ。」
「電話して行かないからって言ってけさい」いと、お盆で忙しい時に言う。
主人に 「顔色もいいし具合悪いって気持ちのせいなんじゃないのか?行って来なさい」と言われるがダメ!
デイサービスに断りの電話をしたら、元気になった。
不登校児と同じなのかも知れない。
お盆で来客があるから、お茶を出してくれるくらいしてくれると助かるのだけれど、それも出来ないので居てもらわないほうが私としては楽だ。
三日間、朝、昼、晩と仏壇に、ご飯のお膳を上げ下ろしする。
8月16日(火曜日)
義妹が娘を連れて墓参りにきた。
前日は、家族4人で来たのでもてなしたから、今日は夕飯は食べないで帰るかな?と思っていた。
「さあ、帰ろう。」と言っていたので。 私が疲れていることを知っていると思っていたし・・・
義母「ご飯あるのすか?」って・・・
自分は何も出来なくて居るのに娘達のご飯の用意まで私にさせようなんて・・・
呆けた振りして、嫁いびりしているだけなんじゃないのか???
疲れて、体中が痛いので義妹たちが居ても寝る事にした。
遠慮してたら、身がもたない。三日間で1キロ減。
8月17日(水曜日)
この頃、認知症が進んでいる。
私は、体の痛みに耐えて、頑張っているのだけれど、義母は ぽや〜ん としている。
飲み忘れた薬をいじっていたので、「何してるの?」と聞くと
「何もしてないよ! 何もしてません!」って逆切れ?
ヘルパーさんが入浴介助に来てくたので、月曜日の事を話した。
「おら、そんなこと言った覚えがないんだ。」と言う。
それには、びっくり。
自分が言ったこと、それも体の不調を訴えたのに覚えていないなんて・・・
8月23日(火曜日)
19日に一泊で温泉に行ってきた。
身体を温めると調子がいいようなので夕食の時に、「また温泉に行ってくるから、身体の痛みが楽だわぁ。」と主人と話していると
義母は 「かあさんがいなくて心配だった。」 と言うので私のことを心配してくれているのかと思ったら、自分の事が心配だったらしい。
「息子も、孫も居るんだから大丈夫でしょう。」と言うと
「父さんは早く会社に行くし、ちーちゃんは聞こえないし」って私のところだって声は届かないよ。
「そんなに心配なら、私が出かけるときは嫌でもショートステイに頼まないといけないね。」って言った。
そんなに頼られても困る。
今は、自分の身体だけでももてあましているのに・・・・
8月25日(木曜日)
今朝もまたとんちんかんな事をしていた。
いつも、私が薬を出して飲んでいる。
食事の後片付けをしていると、「かあ〜さん。」と呼ぶので行ってみると「どの薬飲むんだェねえ。入ってねェからっしゃ」と袋をごそごそやっていた。
「昨日薬貰ってきたからどれを飲めばいいのかと思って。」って昨日の事を覚えているなら、自分が毎日どの薬を飲んでいるか思い出してよ!
袋の中からいつもの薬を出してあげると「あや〜入ってたの。」って言うじゃありませんか。
台風が発生してから、大変だ。大変だって懐中電灯は用意してあるのかとか・・・用意してあったら一人で非難できるの!
家が飛ばされたろどうしよう。って来ないうちから心配したって疲れるだけだよ。
話をまともに聞いていると変になりそうなので、この頃はコツを覚えた。
8月29日(月曜日)
今度は、眼科の心配。
「目薬が無くなった。」と言う。
「眼科に行かないと薬はもらえないっちゃね。」
この前新しいのを出したばかりなのに市販の目薬をさしている。
出したばかりの目薬は、デイサービスに行く時のバックに入ったまま。
「目の色も悪くなってきたし、悪くなっているンべわ」
「今日は、デイサービスの日だから明日眼科に行こうね。」と迎えの車に乗せる。
8月30日(火曜日)
朝、6時にベットに座っている。
「どうしたの?」と聞くと 「この前みたいに腹がまたモチャモチャする。痛くも痒くもないがデキモノできてるんだって思うんだ。」とお盆の時と同じ事を言う。
「この前って自分で言った覚えないって言ってたけど、覚えてるの?」
「なんか変なんだ。」と言うので、市場から帰ったら病院へ連れて行くから待ってて欲しいというと
「電話しなくて言いのすか?」
「どこに?」
「病院に・・」
「こんな朝早くから病院やってないから待ってて」半分切れそうになって出かける。
市場から帰ると、ご飯を食べたいた。いつもは自分で分けられないのに・・・
「ご飯食べてなかったの。」って言われると思ったから食べたって・・・
検査するかどうか分からないから食べないで居て欲しかったのに余計な事ばかりに気を回す。
見てもらうと「排便困難」だそうだ。薬を三日分処方。
先生にも「この前、国立病院に入院した時に全部調べたから、悪いできものは出来ていませんからね。」と言われて納得。
9月1日(木曜日)