海洋調査


毎週火曜日には海洋調査を行っています。これは各地域によって行われ英虞湾の隅々までの情報が集められます。海水温、比重、酸素量だけでなく顕微鏡によるプランクトンの状態まで調べています。それはあこや貝の食べるプランクトンだけではなく、あこや貝にとって危険なプランクトンもあるからです。危険なプランクトンによっても、あこや貝は死んでしまったりするので大量に危険なプランクトンが発生する兆候が見られたら直ぐに連絡を取り合い、沢山のあこや貝を別の湾に運ばなくてはなりません。
あこや貝は元々、海の底にいる物なので急激な環境の変化に弱い所が有り大雨の後や真夏の高水温が続きますと硫化水素というガスも発生する事も有るので夏から秋にかけて特に注意をして管理をしています。特に台風の後変化に注意しなければなりません。このようにあこや貝を守るために頑張っています。

観測箇所に行って海水を採集してきます その時に海水温と酸素量を測定します。

比重を計り、海水をろ過してプランクトンを集めます

比重を計り、海水をろ過します

プランクトンの種類を見極め個数をカウンターで数えていきます。顕微鏡の倍率は200倍です。

真珠の養殖屋さんはあこや貝を守るため昼夜頑張っています。

どんなプランクトンがいるのかな??見てくださいね!クイズも有ります(^^)

プランクトンクイズ!