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ヤイユーカラパーク VOL37 2001.08.30
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2001 春のキャンプ

ここサロベツ原野の春も、やはり少し早い今シーズンでした。昨年のヤチブキとミズバショウの群生シーン――刺繍作品集の舞台になった――は見られず、少し寂しい湿原です。

刺繍クラスの女性パワーは予想をはるかに上回るものがあり、男どもは終始息をひそめている状態……でもないか? ともかく、未来はわかりませんが"明るい今"を感じました。

ウドがまだ出ていない……とがっかりしていたら、夕刻にたどり着いた渡辺さんが「夕張の山で集めてきた」と山ほどのウド。ウド、ハマボウフウのてんぷら……美味かった!ホッキもカスベも、美味かった! 女性パワーのヒートアップは必然だったのです。

あまりの好天気で、利尻岳が春霞に包まれて姿を現わさなかったのが残念ですが、心ゆくまでボウフウ採りを堪能しました。

男性7、女性8、少年2名の参加者でした。田中さんご夫婦と原野の案内をしてくれた佐藤さん、いつもながら有難うございました。

稚咲内キャンプに参加して……

岩屋 光正(福岡市)

福岡からの参加。

浜や湿原を歩きまわり、めいっぱい食べて、飲んで、すごくおいしく、動けなくなるまで食べて……体重計に乗るのがすごくこわい感じです

はるばる来たかいがありました。ありがとうございました。

岡和田 涼子(札幌市)

はじめて会った人なのにすぐ親しくなれて、打ちとけた雰囲気が心地よく、自然体でゆったりすごせました。

自然のめぐみにつつまれて過ごすというのは、心身共に休まるものですね。

山菜採りにはとんと縁がなかったし、とりわけ出かけて採って来てまで食べたいと思わなかったのですが、「こういうのが食べれて」「こう採って」と教えてもらうと、見つけてとるのがこんなに楽しいものかと、つい力が入りました。

白い水芭蕉と黄色いヤチブキが一面に咲き揃い、昨年よりは見映えしなかったと言われても、十分満足できました。

おいしい水(他地区から引いて来たものとのことですが)と、豊富な山菜料理に出会えて、ありがとうです。

世界が少し広がった気がします。

杉原 新子(音威子府村)

新聞の記事を見て、初めて参加させていただきました。

思っていたよりもずっとアットホームな感じで、計良さんを始め参加された方々の暖かい人柄のお陰で、前からのお友達とキャンプに来たような感じでした。

二日間とも美しい天気に恵まれ、美しい木立の中のミズバショウやヤチブキの夢のような風景に感動したり、小さな川を越えて愛らしい二輪草を摘んだり(このお汁は最高でした!)、最後は海岸に出て、強い風に吹かれながらハマボウフウを採ったり、玉石を拾ったり、波と遊んだり……と二日間、自然の美しさを堪能しました。

今回は、子どもの参加者はうちの息子達二人だけだったのですが、たくさんのお父さん達に遊んでいただいて、いっぱいお話をしていただいたりと、大満足だったと思います。

二日間、おいしいお料理もたくさん用意して下さって、本当にありがとうございました。

杉原 稔(音威子府村・11才)

海で"宮島ごっこ"をしたのが楽しかったです。山さいとりでみぞをとんだり、(ぎょうじゃ)にんにくをとったのが楽しかったし、じゃがいももおいしかったです。

杉原 寛(音威子府村・9才)

うちゅうゆうえいABCDがたのしかったです。

ごはんで一番おいしかったのは、えぞかんぞうののりまきです。

武安 真規子(札幌市)

始めて見る景色、始めて採る山菜の数々、始めて食べたお料理、そして始めて出会った楽しい人達……何もかも始めてづくしの素適な1泊2日の旅になりました。

ほんのちょっと、その気になって一歩ふみ出すことで、こんなに色々な事が経験できることに驚いています。

いつもは1週間の仕事の疲れを家でゆっくりすごすのが、私流の休日の正しい? あり方でした。が、体はちょっぴりきつかった(帰りの分を含め)のですが、心がとっても開放的ですがすがしく、こんな土・日もいいなあと言う気持ちで一杯です。

どうもありがとうございました。         <まじめな夜の部生徒>

平島 邦生(札幌市)

なんとなくいつもと雰囲気が違うと思ったのは、女性の参加が多かったせいだろうか。政治の世界もこんな風になれば、世の中少しは変わるかも知れない。

子どもの参加も嬉しい。僕は子供好きの大人ではないけれど、やはり『森』のキャンプには子どもがいないとさみしい。

『森』の高齢化対策なんて、考えている人いる? お知恵を……。

老人問題はもうすぐ、僕自身の問題になる。

平野 くみ子(札幌市)

始めて参加して、色々な人と出会えて、楽しい2日間でした。

名前は聞いたことがあるのに見たことのない山菜も取ることができ、おいしいお料理を食べて、身も心もリフレッシュすることができました(ちょっと寝不足)。

美しい自然が、いつまでも続きますように。

藤田 さゆみ(札幌市)

初めて参加しました。

山菜の種類の多さ、調理のバラエティーの豊富さに驚きました。

食事会の皆さんとの会話を楽しみながら、おいしくいただきました。

星野 一男(札幌市)

全く経験のない楽しい一時を過ごさせていただきました。

山菜料理、山菜採りと、文字通り一味も二味も違う生活でした。

ウルシが出なければいいが……。

ありがとうございました。