１月24日札幌別院での話し合いは、昨年10月Ｍさんが亡くなってからはじめて開かれる話し合いということで、私たちはそれなりの緊張感をもって臨んだのですが、教区側からはそんな空気は感じられず、その辺りのことから話し合いが始まっていきました。「被害者が（それによって）死んでいった差別事件なのだ」という認識の共有が必要だろうと……。

さらに、事件の解決へ向けて「対応委員会」が教区のなかで占める位置づけや、その影響力などについての私たちの疑念を、これまでの10年間をふり返って質していきましたが、なかなか納得いくような答えは得られません。

「対応委員会」が'94年から今日までの「総括書」をまとめる作業を急ぎ、その「案文」を基に検証する作業を次回の課題とすること。それを本年度中（３月末まで）に実現することをめざす。ということを確認して、２時間の話し合いを終えました。