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ヤイユーカラパーク VOL52 2006.3.5
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おもな内容

事務局点描

  •  たっぷり時間はあったはずなのに、ボリュ−ム不足のニュースになってしまいました。書きたいことや報告が無いわけではないんですが、ますますの遅延になりそうなのでまずは……。

  •  しかも2号続けてのクルーズ報告……。電話に出ると「あっ、日本にいたの!?」なんて言われても、返す言葉に窮します。去年は10ヶ月ちゃんと日本にいました……と、下向いて呟いていましたが……。

  •  それにしても、年末〜年始〜今日まで、まぁ何と色々あったことでしょう。何がどんな順番で起きたのか、この数ヶ月間のことさえ記憶に定かではありません。新聞の縮尺版を買っておかなければ、と思ったりします。おまけにオリンピック報道まで入り混じって、ごちゃごちゃなのは私だけ?

  •  「ホリエモンの偽メール(?)」事件で凋落への道を歩き出した民主党が、その直前まで"政権交代"までイメージして(幻想でしょうが)政府・与党を追及していた(しようとしていた)「四点セット」って、何だったっけ? ……しばらく考えなければ、出てこない。

  •   「耐震強度偽装事件」「米国産牛肉輸入問題」「ライブドア事件」、それと……「防衛施設庁の入札談合問題」……でしたか? そのどれもが、いまや霞んでいますなぁ。一時は「政局か?」なんて雰囲気もあったというのに、結局は宰相・内閣に"この世の春"を謳歌させる結果になったお粗末。

  •   私個人についての大事件は、「ホテル東横イン」の違法改造事件。この先旅に出て、オリャアどこに泊まればいいんだ……!?

  •   1月24日のHPに次のように書きました。

  •   「ライブドア」事件。自死者もでたこの事件が起きたとき、敗戦後に東大生が作った金融会社を巡って起きた事件を思い出しました。/その日、道新夕刊のコラムが同様なことを書き、今朝になってTV朝日のワイドショーが過去の事件を大きく取り上げていました(「ホリエモン 転落の軌跡」「堕ちた"ネットの寵児"」)。遅いよネ〜。/1948〜49年、東大生たちが作った金融会社「光クラブ」(この時の資本金が600万円というのも、皮肉な符合です)が物価統制法や銀行法違反で摘発され、結局処分保留で釈放された社長が、債権者の追及から服毒自殺に追い込まれたという事件でした。/当時5歳の私がそのことを知っているのは、後に『白昼の死角』(高木淋光)を読んだからです。『青の時代』(三島由紀夫)は読んでないし、映画も見ていませんが……。/それでも直感的に二つの事件が重なったのは、戦後アプレゲールが醸しだした社会の風潮と現代が、あまりにも重なって感じられるからでしょう。/山崎や堀江を作り出したのは、われわれ市民なのです。

  •   そう、私もその「市民」なんですよねぇ〜。何かしなければ……と、思います。

  •   フィリピン・レイテ島の土砂崩れ。またしても第三世界(あるいは第四世界)の大惨事です。山の木を伐ったのは誰なのか? 日本企業は無関係だったのか? アチェやパキスタン、ニューオルリンズのその後や現在が報道されることはほとんどなくなりました。新潟の雪害さえも……。

  •   幾分かの後ろめたさを覚えつつも、我が地域が少雪だったことにホッとし、鹿狩りや山菜キャンプのコンディションに思いを馳せているこの頃です。