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2006.09.20 |
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7月中の涼しさに「今年は冷夏か……」と思っていたら、キャンプが終わってからの猛烈な暑さ。南太平洋の暑さは当然のことと甘受するくせに、札幌の暑さには文句たらたらの私です。しかも、頭も身体も動かなくなり、もっぱら高校野球の観戦に終始したのですから始末に負えません。
汗っかきの私も同じようなハンカチが必需品なのですが、TV見て「あっ、オレと同じだあ〜」と言った私に、「ハンカチはね〜」と智子さん。そうなのだ。片や"ハンカチ王子"で、こちらはただの"汗っかき爺さん"なのだから……。(国内にいる人だけにしか分からない話で、スミマセン)
暑さから逃れるわけではないけれど、道内の旅が多い夏でした(仕事から逃れたのかもしれませんが)。猿払村〜紋別、二風谷〜美瑛、阿寒、函館などなど……。久し振りのドライブを楽しみ、美味しいものも食べました。……と言っているうちに、石油ストーブの掃除を考え、タイヤ交換のことなども頭の中をちらつきます。北国は、夏から冬へ、です。
そしてこの国もまた、冬の時代へと進んでいくような雰囲気ですねぇ? 天皇の男孫誕生前後の世間の動向は――政界や市民が一様に――、肌寒さを感じさせるのに充分なものがありました。追い討ちをかけるように、誕生した自民党新総裁の言動もまた、暗い時代の到来を予感させます。ああ〜と、嘆息そして逃げ出したくなる日々ですが、そんなわけにはいかないでしょう。
「年寄りはどうにもならん!」と思わせる"年寄り"に続けて出会い、力を落としています。「いまどきの若者はと、あまり言いたくはないけれど、8月15日が何の日か知らない若者が沢山いるのには愕然とするんだよ」と、若者たちに得々として語る"年寄り"がいました。そーかい。それじゃあ、あんたにとって8月15日はどんな日なんだい? 1869年8月15日にこの地が"北海道"と命名されて日本領土に"された"ことを、あんたは知っているのかい? 善良で正しい市民ぶるのは止めようよ。……言いたかったけど言わなかった私も、たしかに"年寄り"のひとりです。
若者たちには、"知り・考え・自分の生き方と重ねていく"可能性と未来があります。私たちにとっての希望は、そこにしかないでしょう。年寄りにとって記念日が勲章(金鵄勲章だったりして!?)にしかなっていないのに対して、彼らはその日を新しい旅立ちの日にしていく可能性があります。やがて私たちはその後をついて行くことになるでしょう。「年寄りの冷水」と言われながら……。
この秋、クマの被害が全国的に報道されています。あるTVでキャスター(それも有名な)が、「どうしてこんなことになるんでしょう?」と、真顔で言っていました。思わず「馬鹿!」と言ってしまいました。人が山へ行くから、クマも里へ来る。当たり前のことです。人とクマ(他の野生動物も)の住み分けにルールがあるとすれば、一方的にそれを破っているのは人のほうです。被害者は"駆除される"クマのほうで、彼らには罪がありません。
アイヌの若者たち(?)が作ったグループの演奏を、続けて幾つか見、聴きました。音楽以前、が多かった……。まず、音楽の基本を学んで欲しいと切実に思いました。
印刷機が限界かなぁ〜。10年以上使ったもんなぁ〜。 思いながら、騙しだまし(私に騙されるわけもありませんが)インクだらけになって印刷しています。……新機種は、高価いしなぁ〜!
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