植物図鑑  フシグロセンノウ (節黒仙翁) Lychnis miqueliana
  ナデシコ科センノウ属  花期 7〜9月  ■分布 本州、四国、九州  


2006年9月2日 山形市野草園
 林の草むらの中などにとても鮮やかな朱色の花を咲かす。蛍光色?と思うくらいに周りの緑から浮いたように見える。直径約5cmでなかなかの存在感。


2006年9月2日 山形市野草園 
 背丈は40〜100cmになる。
 葉は対生。その付け根の節が黒っぽくなるので「節黒〜」。
 「仙翁」は京都嵯峨の大覚寺の西にあった仙翁寺のことで、そこで栽培されていたことが名の由来という説と、中国から伝わったセンノウに似ているからという説があるが、真偽はわからない。
 センノウ属は他に、エンビセンノウ、オグラセンノウ、マツモトセンノウ、センジュカンビなど。

 
 







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