ハナズオウ
(花蘇芳)
Cercis chinensis Cercis
マメ科ハナズオウ属
2005年4月30日 寒河江公園
2004年6月14日 寒河江公園
中国原産の落葉低木。江戸時代に渡来した。
桜の時期が終わった頃、民家の庭先や公園などで、枝に1〜2cmほどの濃い赤紫色の花がびっしりと付いている姿を見かける。満開になると枝が見えないほどになる。
花期が終わると、ハート型の葉とサヤエンドウそっくりの実をぶら下げた姿となる。
”蘇芳”とは昔、赤色染料に使ったスオウの木のことで、花の色が汁色と似ていることから。
花が白い種もある。