第60回 福岡バッハコレギウム 定期演奏会 ( 三宅春恵先生を偲んで )

第60回記念コンサートで コーヒーカンタータ(BWV211)と モテット3番を演奏
娘(リースヘン):大田朋美   父親(シュレンドリアン):松岡良彰   語り手:山崎勝幸
皆さんお静かに。今から何かがおきます。
父親と娘の会話を しっかりお聴き下さい。
子供というものは 厄介千万。わしが毎日々
言っている事を、娘は聴こうとしないのだ。
お父さん、コーヒーを飲ませてもらえなきゃ
私、干からびた山羊の焼肉みたいになるわ
ああ、コーヒーってなんて美味しいの。
コーヒーは千回のキッスよりも素敵。
もしコーヒーをやめないなら色んな物を
買ってやらんぞ。軽薄なリースヘンめが
強情な娘の心を得るのは、難しい。でも、
そうだ、つぼにあたればうまくゆくはずだ。
男の人を探してくれるんですって。
私、コーヒーをやめても良いわ。
三重唱:猫は鼠がやめられない。
娘達はいつも コーヒー党。
お母さんもおばあちゃんも飲んでいる
美味しいコーヒーの宣伝のカンタータ
武田又彦先生の分かり易いお話。
ポジティフオルガン:鎌田和枝さん
モテット第3番「イエス、わが喜びよ」
我が福岡バッハコレギウムが誇る 室内合唱団 「Jesu, meine Freude」 BWV227
2006年2月4日付 の 西日本新聞(音楽評)の蘭の記事です。