今年の3月は気温の低い日が多く、また、気温が高くても、
黄砂の影響で透明度が悪いということが続き、蜃気楼の出現には不適でした。
海王丸パークには数回出かけましたが、見ることはできませんでした。
4月に入っても、透明度の悪い日が続きました。
その中で、わりと条件の良いと思われた11日から15日まで、5日間連続で出かけました。
5日連続は疲れます。
結果、最終日だけ見ることができました。
しかし、撮影には失敗。映像がすべて白っぽい。
補正をかけて、なんとか。(画像はクリックすると拡大することがあります)

2024年4月15日の春の蜃気楼

20240415maibotu埋没林館の蜃気楼

20240415ekkoYKK APの黒部越湖製造所と生地灯台の蜃気楼

20240415ekkonisi入善町方向の蜃気楼


2024年4月26日の春の蜃気楼

そして4月26日、黄砂の予想が出ていましたが、午前中には北上する予想だったので、
出かけたところ、やっと撮影することができました。
といっても、この蜃気楼は曲者。
魚津市の埋没林館や、YKK黒部事業所など海岸線沿いの目立ったものは変化しませんでした。

最初に気づいたのは入善町の風力発電の風車の4本の羽
蜃気楼になって変形しています。
20240426fuusya1 20240426fuusya2 20240426fuusya3


20240426fuusya4 20240426fuusya5

蜃気楼を作る気温の逆転層が高いところにあるのかもと上に注目すると、

続いて。YKK APの黒部越湖製造所の背景の朝日町の山
20210504ekkokesiki蜃気楼がないとき

先端部が蜃気楼になっています。

20240426ekko1

20240426ekko2

さらに、埋没林博物館のあたりををよく見てみると、
03_maibotu蜃気楼がないとき

その後方、映像で上の方の建物が蜃気楼になっていました。
20240426maibotu1

見ていくと、高速の北陸自動車道を通る自動車が蜃気楼になって移動していました。

20240426maibotu2

20240426maibotu3

20240426maibotu4

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