無錫・蘇州・上海旅行(その1)

初めに
無錫・蘇州・上海3泊4日 シェラトン上海で2連泊
安い安い安い!!!

中国へ行くのはもうやめようと思っていたのに、
新聞の折り込み広告を見て、あまりの安さに、すぐに申し込んでしまった。
この時期、一番安い航空券でも富山上海往復で4万円はします。
それよりも、かなり安いのです。

3月10日 無錫へ
このツアー、富山空港での集合時間は11時55分で出発は13時55分。
機内食は出るのですが、「機内食ドット.com」で、食事のレベルがわかったていたので、
空港内で昼食を食べておこうと思い、空港の食事を調べたが、食べたいと思うのはラーメンでした。
でも、機内では口臭で周りに迷惑をかけるのでは????
迷っていたところに、当日の新聞のチラシに某スーパーの駅弁セール
空港へ向かう途中、スーパーで尾道の駅弁「春めぐり」を購入。
この駅弁、Webで探しても見つけられませんでした。
DSC00000.jpg尾道の駅弁のチラシの一部

富山空港に着くと、
今までは多くて15人くらいだった参加者が、今回は33人。
国内の日帰り旅行なみの多さでした。

昼食の駅弁、牛すき焼きとアナゴが入っていて、とても美味しかったです。

チェックインカウンターで並んでいると「アップグレードは10,000円」という看板。
これはいいな、でも団体ではアップグレードができないのでは???
もし、うまくいったら、機内食の写真を撮影して「機内食ドット.com」に投稿しよう。
わくわくわく!!!!
順番が来て、「アップグレードは」と言ったところで、
つれが、わたしの口を封じてしまいました。
確かに、席が少し広いだけで、食事もたぶん少しよいだけで、
3時間で二人合計20,000円は考えものですが、価値観の違い。残念!!
搭乗したら、私を待っていたかのようにビジネスクラス席には空席が二席ありました。
いまでも「惜しいことした」と後悔しています。

運航会社は上海航空、中国東方航空の子会社のため、ホームページは後者しかありません。
飛行機は、通路が一本しかないB737-700。狭くて嫌いなタイプです。
DSC00024.jpg上海航空のロゴ
機内食は、ビーフかチキン。ビーフはトマトソース煮、チキンはチキンと煮物。
私はチキンの方をいただきましたが、チキンも煮物も、そこそこおいしかったです。
DSC00026.jpgDSC00027.jpg左がビーフ、右がチキン
ただ、ご飯はうまくありません。
他に共通でパン・バター・オレンジ・クッキー・水などがついていました。
DSC00025.jpgピンぼけです
パンはうまくなかったです。

客室乗務員が入国カードを配り始めた。今までのと違うので、大丈夫かと聞いたら、
これでいいと言う。
まあ、カードはよく変更があるらしいし、
前回の中国旅行から三か月しかたっていないけど、
変わり目だったのかもしれないと思った。
しかしカードの内容を見ると、日本人以外の人が日本に入国するカード
としか思えない。それでも、必要事項は記入して持っていた。

日本時間16時、出航から2時間でエンジンの出力が落ちた。
それからしばらくして降下、早いな!!!
予定の到着時刻は日本時間16時55分なのに。

行きは3時間、帰りは2時間30分、偏西風の影響なのですが、
今日の松江9時、上空約9,000mでは18m/sの西風。
真冬には50m/sを超える西風が吹くこともあるので、
それに比べれば強い風とは言えません

着地は16時30分。
上海浦東飛行場は市街地から離れているため目立った建物はありません。
DSC00038.jpg
それからが長かった。誘導路を延々と進み、
DSC00045.jpg
駐機している飛行機の間隔が短く今にも翼は接触しそう、すごいな!!
DSC00044.jpg

DSC00048.jpg上海航空B737-700
タラップから降りてバスに乗る。
乗ったバスが信号で止まる。滑走路のある敷地に信号があるの?
見ていると、誘導路を進む飛行機が通過するのを待って信号が変わり、バスや作業用の車がが横断している。
いくら誘導路とはいえ、横断する際にバスなどから部品が落ちて、それが飛行機のタイヤに・・・
空港内に入ったのは17時。
入国審査の順番を待っていると誘導する係の人が、このカードはダメだと言って、
三か月前と同じ入国カードを渡して記入するよう言いました。
慌てて並びながら記入した。
もう、あの客室乗務員には腹立つな!!
指示を無視して機内で書いたものをそのまま提出した人は、
入国カードが置いてあるテーブルまで戻り、カードに記入して、
列の並び直しをすることになりました。
このため全員が揃うまで時間がかりました。
空港駐車場のトイレの目印は男女とも青色。
DSC00386.jpg

男女を間違いやすいので注意してください。
空港から約3時間バスに乗って無錫に到着しました。
ガイドさんの話では尾形大作の「無錫旅情」が流行ったころ、
日本からたくさんのお客さんが来たそうです。
今回のツアーは、「無錫旅情」、「蘇州夜曲」、「上海帰りのリル」と
懐かしい歌謡曲のタイトルに出てくる地名を旅するのです。
ちなみに、「上海帰りのリル」を歌った津村謙さんは富山県出身です。
富山県出身でヒット曲のある歌手は稀です。

夕食は無錫料理
夕食は南禅寺にあるレストランへ。
DSC00053.jpg
青島ビールは30元(約540円)。アルコール分は3.1%と少な目なので飲みやすいのです。
DSC00051.jpg
無錫料理は甘みがあって、白魚などの水産物を使う。味はあっさりが特長だそうです。
基本的に口に合う料理でした。特にスペアリブは、量は少ないのですが甘くておいしかったです。
DSC00049.jpg 左の黒いのがスペアリブ
この旅行の食事のすべてに当てはまるのですが、ご飯はおいしくありませんでした。
旅行にはなるだけ最低限のものをもって出かけたい。
そのためには宿泊予定のホテルの客室設備の情報が欠かせない。
そこでWebでホテル名を入力して検索しても出てくるのは旅行会社の宣伝ばかり。
掲載されている設備内容は各社バラバラ。
目的のホテルのホームページになかなかたどり着けないのです。
二日目と三日目に泊まる「シェラトン上海嘉定」はグループのホームページから見つけたが、
今日泊まる「ラマダホテル無錫」は探せませんでした。

ラマダホテルは外観は立派で、期待して部屋に入ると、確かに室内は広い。
DSC00055.jpgDSC00062.jpgラマダホテルの外観、夜と朝
でも床は汚れ、壁紙や調度品にはたくさんの傷が。
ティッシュペーパーがなく。トイレットペーパーは初めから少ない。
これが旅行会社がいうところのデラックスホテルなのか??
明日泊まるシェラトンホテルが心配になりました。

(その2)に続く