無錫・蘇州・上海旅行(その4)

3月13日 帰国
飛行機の出発時刻が9時25分、空港までは1時間以上かかるのでホテル出発は6時。
5時45分にホテルの前にいるバスに乗ったが、私らが最後。
今回のツアーの人たちは本当に時間を守る人たちでした。いいことです。
したがって朝食は弁当。内容はホテルの各種パンとサンドウイッチ、
飲むヨーグルト、小さいミカン。これで十分です。
パンはホテルのパンなのでおいしいです。

出国審査で、カメラの方を見ろというので、じっと見ていたら、
担当者が笑いだしました。
終わったら終わったといえばいいのに。

40元残った。のどが渇いたのでスターバックスで何かを飲もう!!
日本のスターバックスは注文の際の設定が多すぎるので苦手なのです。
ましてや中国、心配しながら看板を見て抹茶ラテの注文まではできたのですが、
サイズが読めない。S、M、L、LLとかに分ければいいのに???
一番右側が一番大きいはずだが、"Venti"ね?
発音は"ベンティ"でいいの?迷っていると、
店員の方が笑顔で親切にメニューを見せてくれたので、
「抹茶ラテ特大」を37元で無事購入できました。
しぇいしぇい!!
それにしても新天地のGodivaの店員とは、えらい違いです。
もう一度、しぇいしぇい!!
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※後で調べたらVentiはイタリア語で20、20オンスで約590mlだそうです。
勉強になりました。というか、やっぱり特大でいいのでは?

バスで移動してタラップで搭乗するため、
8時40分には搭乗ゲートが開きました。
バスに乗り飛行機に向かう。
バス内の注意書き。挟むの「簡体字」を使って、
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「手を挟むから注意してね!!」
「小心」を知っていれば楽勝!!!

タラップから飛行機に乗ります
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機内食はメインがシュリンプがたくさん入った温かいクリームパスタ、
甘瓜、杏仁のういろうみたいなもの、ブルーベリージュースなどでした。
クリームパスタはおいしかったです。

富山空港に着陸するとき、飛行機はかなり揺れながら着地しました。
フェーンで風が強かったのかと思って、後から調べてみたら、
着陸前後の10分値の瞬間最大風速は6m/s台、強くないですね。
風向が南西・西・南南西と変わったからなのかもしれません。
まあ、無事に帰ってくることができました。

最後に
旅行の最後の日の夕食をとるレストランの前の交差点で信号待ちをしていたら、
両足のない女の子が車輪を付けた板切れに座り、両手には車輪のついた板を持ち、
信号が変わると両手で地面をけって道路を渡っていきました。
なぜか涙が出てきました。
こんな子がいるのに、私は上海ガニがどうのこうのという夕食を食べようとしている。
この国はいったいなんなんだ???
車いすさえ使うことができないのか?
少なくとも日本ではこんなことはありえない。
高層ビルがたちならび、人々の熱気にあふれた国。
日本で留学していたというガイドさんが言っていた
「日本のほうが中国より社会主義だ」
国内のそこら中に掲げてある社会主義核心価値観の看板。
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しかし、今の中国にあるのは「富国強兵」の「富強」だけで、
「自由」も「民主」も「平等」もないのです。
旅の終わりに、こんなことを思いました。