広州・マカオ・香港5日間(その1)
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初めに
ダイヤモンドプリンセスで日本の夏祭りを体験して、
やっぱり船はいいなと思っていました。
調べてみると、秋に、台湾、香港、ベトナムなどを巡る「秋の大航海」がありました。
しかし、日程は16日間、長すぎるのです。
でも、台湾、ベトナムは一度行ったからいいけど、香港は・・・。
思いはたちきれませんでした。
そんな時に見つけたのが、「全日空で行く広州・マカオ・香港の旅」
そうだ、5日間だし、これにしよう!!!
11月22日 広州へ
旅行に一眼レフのカメラを持っていくのは重いので、携帯のカメラを利用しようとした。
そこで9月にスマートフォンを購入したが、ほとんど使っていなかった。
孫を10月中ごろから3週間、日中だけ家であずかることになったのがきっかけで、
携帯のカメラを使い始めた。
しかしこのカメラ、設定を少し変えただけで、シャッターを押してから約2秒後の映像しか撮れない。
孫は動きが速いので、いいタイミングで撮れたものじゃない。
これでは心配なので、重たい一眼レフも持っていくことにしました。
LINEはいまだに使えないのに、緊急時に海外からWi-Fi無料の地点で無料で電話連絡できるよう
LineOutFreeの使い方は覚えました。
朝、富山空港で少し時間があったので、カードを使って「雷鳥ラウンジ」へ
ジュース・コーヒー等の飲み物と新聞・雑誌があり。そこそこ混んでいました。
ちなみに、ビールは有料で300円です。
富山から羽田へ、窓際の席でしたが、あまりいい写真は撮れませんでした。
太陽側なので、サブサンは撮影したかったのですが、なにせ翼の近く。
太陽の光は翼で反射していました。
ハローは見えました
羽田から成田へはリムジンバスで、・・・・
しかし、高いので京急・京成の「アクセス特急」に乗りました。
1,800円するので、どんな電車かと期待していましたが、
普通の電車で、停車駅が少ないだけでした。所要時間は1時間半です。
成田に着いて、ツアーの集合時刻まで少し時間があるので、「T.E.Iラウンジ」へ。
ただ、このラウンジは出国ロビーにないため、ある意味使いにくいのです。
ここではジュース・コーヒー等が無料で、ビールは一杯だけ無料でした。
ベトナム旅行で懲りていたので、ビール飲みませんでした。
そういえば、「雷鳥ラウンジ」も出発ロビーになかった。
広州までの飛行機は17時25分発、その前に17時20分発の成都行きがありました。
成都は中国の山奥、飛行機で約7時間もかかる。
こんなところに誰が行くのだろうと思っていましたが、
帰ってから調べたらびっくり。成都の人口は一千万人を超えていました。
大きい都市なのですね。運航している飛行機もB767で、私の搭乗機と同じでした。
成田空港出発ゲートから
さて搭乗、と思ったら、バスでの移動。バスに乗って飛行機まで行きタラップから搭乗。
LCCじゃないのに、こんなことがあるのか!!
機内食は、牛丼がメインの食事を選びました。
飲み物はジュースやお茶のほかに日本のビールやワインもあります。
私は日本のビールとスープを選びました。
機内食
デザートはハーゲンダッツのアイスでした。すべておいしかったです。
なお、スナックミックスには「おかき」やピーナッツが入っていておいしかったのですが、
帰りの便では「おかき」だけでした。
最終日の、羽田から富山への便で「翼の王国」を読んでいると、
「ピーナッツアレルギーなのでナッツはだめ」という利用者からのご意見が掲載されていたので、
これが原因でナッツはなくなったのかと思いました。残念!!
座席にはモニターがあって映画やビデオを楽しむことができます。
あまり好きな番組がなかったのですが、一本だけNHKの「LIFE!」がありました。
数年前のもので、「妖怪どうしたろうかしゃん」を懐かしく見ていました。
後は飛行機の現在地や目的地までの距離・飛行時間、高度・飛行速度などを
表示するページを見ていました。
機内モニター
機内モニターメニュー
冬は西風がすごいですね。高度12,000m付近で西風が250km/h、風速70m/sです。
すごい向かい風。
ちなみに鹿児島では21時、高度12,100m〜12,300mで140ノット、風速72m/sでした。
行きと帰りで飛行時間が1時間以上違うのも納得です。
広州へ22時前に着いてから、さまざま手違いなどのためホテルへ着いたのは翌日。
日付がかわっても、まだ空港近くをウロウロ
さらに宿泊者は全員写真撮影するという厳しいチェック体制で時間を使い、
部屋に入れたのは1時過ぎ、
驚いたのはエレベーター。部屋の鍵がないと動かないのです。
ここまでやりますか??
ホテルは外観が立派で、部屋もきれいでした。
でもシャワー固定されていて、手で持てないのです。体を洗った気がしない!!
韓国の慶州朝鮮ホテルを思い出していました。
宿泊したホテル
疲れた!!疲れた!!疲れついでに、
宿泊するホテルはすべて無料wi-fiが使えることになっていたので、チェック。
確かにつながるのですが、NHKのアプリは何も表示されず、
ANAのオンラインチェックインの確認のためアプリをクリックすると、表示画面は出ますが、
それ以上入っていけませんでした。
無料で電話連絡できるLineOutFreeも使えませんでした。
もっとも、用事もないのに、こんな時間に日本に電話かけたらアホです。
11月23日前半 マカオへ
朝食はビュッフェ。そんなに広くはないのですが、一通り。
野菜などの生ものはやはり不安ですね。ベトナムの場合は、
衛生的でないという不安がありました。
ここの場合は某週刊誌に紹介されていますが
薬漬けというイメージが強くて怖いのです。
それでも冷蔵庫に大好きなパパイアを見つけると、つい手が出てしまいました。
食べてびっくり、パパイアだと思ったのに、甘瓜のような味がしました?
甘瓜でしょうね。パパイアではありません。
ホテルから見た広州市内
ホテルの近くを流れる川は全長約2,200キロの中国第3の大河、珠江(しゅこう)。
英語名はThe Pearl River。きれいですね。それじゃこれから行く珠海市は、
Pearl Sea City?
残念!! Zhuhai でした。
余談ですが、高校生の頃、地理が大好きで、中国の川のベスト3くらいは覚えていたはずなのに、
珠江という名前は初耳でした。
ホテルからの出発前、ホテル内のトイレに入ると、掃除をしていた職員が怒り出した。
なんでだろう?
そう女子トイレだったのです。男と女のトイレのマークは同じ黒色で、形が少し違うだけ。
男は青か黒、女は赤という先入観から間違えて入ってしまったのです。
皆さんも、注意しましょう。
香港の女子トイレは赤マーク
高速道路などを乗り継いで、最初の目的地、珠海市へ!!!
高速道路のサービスエリアは日本とは違い、トイレがメインで、
後は露店が数軒。甘栗も売っていました。空には高積雲も、
高速道路のSA
珠海の目玉は「珠海漁女像」。田沢湖の辰子像の雰囲気。
ただし辰子の背景は山と湖ですが、こちらは近代的なビル。
「珠海漁女像」と高層ビル
人でいっぱい。駐車場から像へは道路を渡らねばならないのですが、
信号がありません。車が頻繁に通るので、渡るのは大変でした。
口コミでは海は臭くて汚いとありましたが、
この日は風が強く、波が少しあったせいか、臭くなく、海は茶色く濁っているだけでした。
11月23日後半 マカオで
マカオについてホッとしました。
天気もいいし、暖かいのです。
こころウキウキ!!
寒くなるという天気予報は、みごとにハズレでした。
入国管理の職員の顔も、穏やかそうです。
また、現地のガイドはマカオに住んで十年の日本人で、楽しそうな人でした。
マカオ側の境界(關閘)
知らぬ間に、
「マカオのおかま」の回文を何回も口ずさんでいる自分がいる。
なんでだろう???
そんな人は見かけませんでしたけど。
マカオで観光したところ
問題点を挙げれば、地図にしても案内にしても、中国語とポルトガル語だけ!!
日本語や英語の表記がないのです。
今日のおもな観光地点は、2005年に世界遺産に登録された、
マカオ半島の中心にある22の歴史的建築物と8カ所の広場を含む
「マカオ歴史市街地区」(各施設の説明文はマカオ観光局のHPから抜粋)
聖ポール天主堂跡
聖ポール天主堂跡は、1602年から1640年にかけて建設され、1835年に火事で崩壊した
聖母教会と教会の隣に建てられた聖ポール大学跡の総称です。
今日では、マカオのシンボルになっています。
ここからはマカオの街の中心にある有名なカジノ「グランド・リスボア」見えます。
下を見ると、あふれるほどの人込み
もともと、人口密度は世界一らしいのですが、それに観光客が加わるから・・・
人、人、人ですね。
旧城壁
1569年には築かれていた防御壁の残存部分は、ポルトガル人が
アフリカやインドでも行った彼らの居住エリアを守るための城壁の遺跡です。
聖ドミニコ教会
1587年、メキシコのアカプルコから来た3人のドミニコ会スペイン人修道士によって
建てられた教会で、ロザリオの聖母が祀られています。
仁慈堂
1569年に初代マカオ司教によって設立された施設で、祖国ポルトガルで
最も著名かつ古い慈善団体の建物をモデルに建立されました。
民政総署
1784年に建築された建物は、マカオ初の市議会所有のものであり、
現在もその機能を果たしています。
セナド広場
セナド広場は何世紀にもわたってマカオの街の中心であり、
現在も公共のイベントや祝典が開催される最も人気のある広場です。
マカオの施設はどこに入っても無料でした。財政的に余裕があるのかな??
マカオはいいな!!
最後の見学はマカオタワー。
高さ338m、展望塔は233mでバンジージャンプも楽しめます。
マカオタワー
料金は140香港ドル。ツアー料金には入っていません。
それにしても、マカオにはパタカという通貨があるのですが、
買い物でも、すべて香港ドルでOKでした。
タワーから見たマカオ市街
展望室の外へ出る人
夕食は、高級そうなレストランでポルトガル料理。ということでしたが、
よくわかりませんでした。
テーブルが回るので中華料理です、きっと。
後で、調べましたが、ポルトガル料理と、ここで出された食材のの共通点はパプリカでした。
このレストランの案内には3,388香港ドル(日本円で約5万円)のコース料理がありましたが、それには驚きました。
レストランの案内
ホテルは、広くてきれいでよかった
仕切りのついたシャワー室、その横にトイレ、さらに離れて浴槽。
シャワー室
シャワー室の横はトイレ
離れて浴槽
シャワーする場所が独立しているのはうれしいのですが、
浴槽にはシャワーがありません。シャワーしてから歩いて浴槽へ。
めんどうですね。なんで???
部屋にある書類には、無料Wi-Fi利用には、ルームキーを入れる紙に書いてある数字と、
名前の姓の頭8文字を小文字で入力しろとのこと。
いくらやってもだめ!!!
大体いまどき8文字なんて、昔、メモリーが高価だったころの名残じゃないか!!!
プログラムの作成段階で、チェックインの時保存された姓の英語名と入力する姓が
一致するかどうかの条件式で十分!!!
だいたい宿泊者の名前なんて、ホテルの受付が入力ミスをすることだってあるでしょ!!
なんて思って見たものの・・・・
あきらめました。
(その2)に続く