広州・マカオ・香港5日間(その3)
11月25日 広州へ
広州までの列車は9時24分発。それに間に合うため、朝食は近くの食堂へ。
食堂
アワビの入ったおかゆと、焼き春巻きなどの副菜、そして杏仁豆腐。
これで48香港ドル(約720円)。アワビはたくさん入っているし、美味しかったです。
香港の九龍駅から中国広州駅までは、ディーゼル機関車で約2時間
九龍駅
乗車した列車
疲れがたまっていたのか、列車の揺れは気持ちがいいのか、ほとんど寝ていました。
観光ポイントと食堂
広州は雨という予報だったので、しっかり傘を持ってきたのに
雨どころかいい天気でした。どうも天気予報ははずれ気味だ。ただし、いい方に。
昼食は「百年餅家」というお店。人気の店らしくお客さんで混雑していました。
「飲茶料理」で、とてもおいしかった。
百年餅家
でも最後のデザートにはがっかり。パイナップルの缶詰めでした。
また、20元と安いのでビールを注文したら大きな瓶ビール。一人で飲めるわけがない。
皆さんに少しお裾分けしました。
珠江ビール
店の前は歩行者天国で歩行者しか入れないはずのに
バスや自動車が平気で入ってくるのには驚きました。
観光予定の孫文を記念して建てられた「中山紀念堂」が入館できなかったため、
九重の塔で知られる仏教寺院「六榕寺(りくようじ)」へ。
この搭は西暦1097年に建てられたもので、外観は九層だが、
内部は17階、57.6mの高さがあるそうです。
九重の塔と高積雲
寺の中を見た後、出口に向かうと「安全出口」。
安全でない出口ってな〜に???
安全出口
なお、後で訪れた西漢南越王博物館で「安全出口」とは非常口であることがわかりました。
非常口の案内
ほかによく見かけて面白かったのは階段などの滑りやすいところにあった「小心」。
英語で、"be carefull"。そうか小心者は注意するのか!!!
わたしは小心者だけど注意深くありませんけど。
広州の越秀公園には、広州市のシンボルともいえる「五羊の石像」があります。
神様が貧しい広東の地にそれぞれ異なる穀物の種をくわえた5匹の羊を遣わし、
五穀豊穣の地になったという。この伝説にちなんだ石像だそうです。
五羊石像と高積雲
「五羊石像」の見学を終え、道路上を見ていると、普通のバスのほかに
屋根にパンダグラフがついたトロリーバスを見つけました。
トロリーバス
次に訪れたのは、西漢南越王博物館。
前漢の南越国君主であった文帝の墓です。1983年に発掘調査が始まり玉器、青銅器を
中心とする1,000件以上の埋葬品が発見され、それらが展示された博物です。
続きまして「下九路・上九路」の歩行者天国の散策。
人人人・・・・活気がありますね。
ジーンズだけを、あるいは玩具だけなど、狭いところで店員が一人で売っている店が、たくさんありました。
夕食は広東料理の店「はん渓酒家」(はん:さんずいに半)です。
結婚式も行われる有名な店で、この日もは2件の結婚式がありました。
また、店内はたいへんにぎわっていました。
しかし店員さんがひどい。店員同士が大声での罵り合っているのです。
すっかり興ざめでした。
ホテルにチェックインして・・・・
また、パスポートチェックと写真撮影。
三日前にしたばかりなのに融通がきかないようです。
また、しばらく待たされました。
部屋に荷物を置いて、近くの川辺の散策を・・・・
ホテルから川辺に行くには片道二車線の道路を渡らねば。
左右を見渡しても近くに信号機はありません。
信号が赤でも車が来なければ平気で渡る人々だから、信号はいらないのかも?
しかし、横断歩道を渡ろうにもひっきりなしの車。
ベトナムの場合はひっきりなしのオートバイでした。
中国の主要都市ではオートバイは禁止だそうで、
かわりに電動自転車はよく見かけました。
なんとか道路を横断して散策。
珠江にかかる橋や両岸はイルミネーションが施されていました。
ホテルに戻り、ロビー内の店に入ると、
ネックレスと指輪・ピアスのセットが36,000元。
高いなと思いながら見ていたら、
店員が電卓をもってきて1,800元という。
安い安すぎる!!!
「耳に穴をあけねばならないピアスはいらないからいくらになる?」
と、英語で筆談しましたが、店員は英語がわからない。
そのうち、店員はスマホの中国語と日本語の翻訳ソフトを使いだした。
店員が話す中国語が日本語に変換され、発音されるが、意味不明の日本語。
こちらが話す日本語も、変換された中国語は店員にはさっぱりみたいで、
首をかしげている。
仕方がないので身振り手振りでネックレスと指輪を1,300元にしてもらいました。
ホテル内の店だから、信用できるだろう???
でも、定価に対してあまりにも安すぎる????
まあ、いいか。
11月26日 帰国
飛行機の出発が9時35分なので、6時30分にホテルを出発。
朝食は、朝早いので弁当ということでした。
中にはハムサンドとゆで卵・バナナ・水が入っていました。
これで十分です。
広州白雲空港内
空港内は朝からおおにぎわい。たくさんの人であふれてがいました。
でも、私たちの出発ロビーは、人がまばら。
マクドナルドはロビーについてから飛行機に乗り込むまで利用者は一人もいませんでした。
中国では当て字で麦当労
マックの横には100%しぼりたてジュース。
橙汁先生
お金を入れると入っているオレンジがつぶされてジュースに。
うそでしょう!!試してみたかったけど、やめました。
タイトルも「オレンジジュース先生」。なんかださいな!!
後で調べてみると、先生は男性に対する「さん」とのこと。
「オレンジジュースさん」でした。
さて、飛行機は定刻に出発。
白雲空港と管制塔
空から見た白雲空港と管制塔
上空に行くと、飛行機の窓から見えるのは雲ばかりで、下の景色は見えませんでした。
昼食はメインがカツカレー。うどんとかサラダはおいしかったのですが、
カツカレーはカレーがあまりかけてありませんでした。がっかり!!
昼食
22日に書いたようにスナックミックスは「あられ」ばっかり。
まあ、いろいろな形があったので、ミックスと言えばミックスか???
デザートのハーゲンダッツ、やはりおいしいですね!!!
高知付近を通過中高さ約5500m〜6000mの高度で高積雲の中を通過しました。
高積雲が上に見えます。
銚子市と利根川、そして犬吠埼灯台も見えます。
今日も飛ぶ飛ぶ霞ヶ浦・・・の霞ヶ浦です。
成田空港に無事到着しました。
成田から羽田までは、行きと同じく、電車で。
羽田での夕食は昨年、客船ダイアモンド・プリンセスのツアーの最終日に、食べて、
安くておいしいおいしかった中華の名店、「赤坂璃宮」と決めていました。
ところが行ってみると、もうありません。
あんなによかったのに、わずか1年少しでなくなるのか、残念!!
せっかくだから、近くの中華料理店へ、五目中華麺セット、税込み1,728円なり。
杏仁豆腐はおいしかった。でも五目中華は量が多すぎでした。
第2旅客ターミナルの5階のフライトデッキトーキョーではクリスマスを控え、
イルミネーションの飾り付けがしてありました。
保安検査を終え、出発ロビーに入るとエアポートラウンジで休憩。
この旅ではカードを使って3度、有料ラウンジを利用しましたが、
羽田がいちばんよかったです。
わたしたちが搭乗する富山行きの最終便は満席、成田で羽田行きの電車を待つ間、
スマホでチェクインしたのですが、二人並んで座れる席は2つしかありませんでした。
いつもはパソコンを使っていて、スマホに慣れないせいか電車がくるまで
30分近くあったのに電車が到着する直前にやっと処理が終わりました。
新幹線が開通して、飛行機の利用者が減っていると聞いていたけど、
270人も搭乗できるB767で満席だもんね、すごい。
B767はいいのです。通路が二つあるので圧迫感がありません。
今回の旅行、前回のベトナム、そして韓国でも水はそのまま飲めませんでした。
水をそのまま飲める国は世界でもわずかだそうです。
ありがたいですね、日本は!!!
外国に行くことは、日本のよさを再認識する機会を与えてくれます。
おわり