前置き

2015年元旦、小浜島に行くため石垣港にいた私は、
二か月後に、またこの港にやってくるのだと思っていました。
3月に某旅行会社のツアーで、波照間島と与那国島、日本の最南端と最西端に行く予定だったのです。
しかし、行く直前になって都合により、キャンセル料を払ってまで取りやめたのです。
それから8年、やっと行くことができるようになったのです。
客船「日本丸」に乗って、与那国島と西表島を訪れるツアーで、西表島でのオプショナルツアーには、
「チャーターボートで行く日本最南端 波照間島」がありました。
ツアーのタイトルは「飛んでクルーズ沖縄 Bコース」、6月18日から3泊4日になっています。

沖縄までの往復は自力でです。
「日本丸」に乗るだけだったら3泊4日なのですが、
那覇までの飛行機は直行便が楽なので、JTAの小松・那覇便にしました。
船との連絡の関係から、5泊6日の日程になりました。
ツアーに申し込み、実施されるかどうかまだ決まっていないのに、
1月中旬には小松・那覇の往復便を購入しました。
運賃は出発当日の半分以下でした。
この後、「何処へ行っても片道6,600円」のキャンペーンがあったのですが、
面倒なので申し込みませんでした。
飛行機は行きも帰りも満席。6,600円の影響があったのかなと思いました。

1日目 那覇へ

(画像をクリックすると拡大します)

高速道路で小松へ、やたらと工事区間があって大変、
あまり高速を運転したことがなかったので空港に着くと疲れ切ってしまい、
昼食を食べる元気もなくなりました。
そして、飛行機に・・・・・
061701小松空港

搭乗する飛行機はB737、一本の通路を挟んで3席、3席。
061702B737-800座席表

4年ぶりに乗ったためなのか、
機内のよどんだ空気、閉じ込められた恐怖感、
シートピッチ(前の座席との間隔)の狭さ。
いやですね。
前に座っている人が、座席を倒してもいいですかと聞いてきた。
「いいです」というしかない。
それでなくても狭い席、少しは遠慮したら、と思うのだけど。
座席は、9番Aで窓側の席、翼ののすぐ前、
写真を何枚か撮影しました。
061705かわった形の島

搭乗直前にトイレはすましたのですが、
途中、冷房が強いためかトイレに行きたくなりました。
通路側の人が寝ている。
仕方がないので、飛び越えて行きました。
海外では、短距離で、搭乗席数を増やすためトイレをなくしたLCCがあるそうです。
そんなのには絶対乗りたくないです。
そうこうするうちに、二時間半で、飛行機は那覇空港に到着しました。
なんか端っこの方で止まったなあと思ったら、
やっぱりバスによる移動になりました。
雨が降っていませんでしたので問題はありませんでした。
雨と言えば、16日17時の週間予報では那覇はず〜っと雨。
061703沖縄本島の週間予報

八重山地方はツアーの期間中が雨。
061704八重山地方の週間予報

ついてないなと思っていましたが、
結果として、雨が降ったのは最終日の小松だけでした。
帰りの小松では福岡行きに乗る人が、一人一人傘をさして飛行機に向かっていました。
話は戻って、
席の狭さ、バス移動・・・・小松・那覇便はLCCになってしまったのか?
それにしては運賃が高い。
久しぶりの飛行機なので、座席の狭さが気になっただけなのか?
帰ってから調べて見たら、JTAのシートピッチは約74cm、
LCCと変わらないことがわかりました。やっぱり狭かったのか。

空港から「ゆいレール」に乗って県庁前で下車、数分で
国際通りの入口にあるホテルに着きました。
結構安い料金で心配していたのですが、きれいなホテルで、室内もきれい、
風呂も広く、とてもよかったです。

夕食はアメリカンディナーということで、
061706ディナーのチラシ

タコスやブルーシールズのアイスなどを食べました。
061707タコスなど

061707ブルーシールアイス

2日目 日本丸に乗船

(画像をクリックすると拡大します)

朝からコロナの検査。船に乗る当日の朝に検査するようにと
前もって送られてきた検査キットを使います。
061801検査キット
今までみたいに鼻の奥まで、とは違って、唾液で調べるのでいいのですが、
その行程が細かいのです。
15分たったらチェックしろ、20分経ったらもうダメだそうで
面倒くさいのです。

朝食はビュッフェ形式、エレベーターに貼ってあるチラシには、
何年か前に、全国一位になった朝食だと書いてありました。
061802朝食
海ぶどうの入ったサラダとか、タコスの具を使ったハンバーガーとか、美味しかったです。

10時すぎにホテルをチェックアウトして、国際通りをぶらりぶらり。
061803国際通りにはスシローもあります

初めは、もの珍しくてよかったのですが、暑い、暑い、暑い。
すぐに服は汗でベタベタ。
マックでシェイクを飲みながら服を着替えて・・・・
避難したのが国際通りの入り口にある、百貨店RYUBO
涼しいし、東北の物産展を開催していることもあり、
たいへん、助けられました。
061804RYUBO

先日、NHKで1975年に沖縄の交通ルールが日本のものに代わる時の様子を照会する番組を放送していましたが、
その中で、RYUBOが小さな小売店として映っていました。立派になりましたね。

さて、日本丸が停泊しているのは、大型船が停泊する那覇クルーズターミナルより北にある第2クルーズターミナルという所で、
まわりは何もないところ。15時から船に乗れるが、それまでは船にも近づけないというのです。
061814地図(google mapより)

調べてみると、集合場所の新港ふ頭先客待合室というところへのバスは
県庁前からあるにはあるが、船が出航する土曜日は運休。
帰りの21日は、船が9時に着岸するが、
新港ふ頭から県庁前までのバスは9時から15時まではなし。
すごい不便なところなのです。

というわけで、2時半ごろに県庁前でタクシーに乗り、港まで向かいました。

乗船です。
061812日本丸 部屋は3階にあります

部屋のようすです。収納スペースが多くあり、スーツケースの中身を全てしまうことができました。
シャワー室を使ってみましたが、使いやすかったです。
0618053階の部屋

061806シャワー室とトイレ

荷物を片付けてから7階のリドテラスへ
061807リドテラス
食べたかったGODIVAショコリキサーを堪能しました。無料です。
ここでは、ジェラートもオリオンビールも無料でしたが、
行けば、GODIVAかジェラート。
061808読谷村ISOLAの島ジェラート

最後までオリオンビールを飲むことがありませんでした。残念です

そして、夕食。
食の日本丸ということですが、最初の食事は和食。
061809夕食メニュー
だいたい想像できるものですが、
お刺身の「琉球スギ」、これは初めての名前です。
調べたら、スギはスズキ目で、「琉球スギ」は養殖で育てたものだそうです。
味は、ぶりのトロに、にていました
061810琉球スギと初ガツオの刺身
また、富山県産の「こしひかり」を使っているので、うれしくなりました。

夜は、3階にある風呂(グランドバス)に入ってご満悦。浴槽が二つあり、海が見えます。
061813日本丸の資料より

ただ、船が揺れ、浴槽の中では何かにつかまらないと、入っていることができませんでした。

気象の話題に戻る