出発前

(画像をクリックすると拡大します)
アジアの中で日本を除いて、水道の水がそのまま飲める唯一の国、シンガポール。
以前から行ってみたかったのですが、
深夜に出発して朝に到着する、往復夜行のツアーばかりで、
若い人ならともかく、年寄りには絶対無理とあきらめていました。
ところが、見つけました。
成田を18時に出発し、シンガポールには日本時間の1時過ぎ
帰りはシンガポール現地時間8時出発で、夕方には成田に到着。
うれしいな!!さっそく申し込みました。
marinabay.jpg
ツアーは成田からなので、そこまでは自力で行かねばなりません。
富山東京間の飛行機運賃は自分で用意しなければならない。
ツアーを申し込んだのは1月。
出発まで3か月もあるから早割りで安いに違いない。
さっそく・・・・ ところが、最低でも片道19,000円。二人で往復すると8万円、高いな。
新幹線にしようかな?
一回も乗ったことないし、二人で往復5万円くらいだし・・・
しかし、家から徒歩で電車、それからバスを乗り継いで駅。
キャリーケースなどをもっての移動はたいへんだ。

考えてみれば、今から4〜50年ほど前、
東京・富山は飛行機で片道27,000円。
一方、電車は富山から仙台まで行っても、急行に乗って片道2,320円。
飛行機が圧倒的に高かったのです。
それに比べれば、現在の飛行機運賃は安いものだと、
なんだかんだ感慨にふけりながら、どっちつかずの日々がすぎていきました。
ところが1月末、突然、飛行機の運賃が片道10,000円位と急に安くなりました。
なんで?????早く購入した方が安いんじゃないの????
なにはともあれ購入しました。

そんな中、「文芸春秋」3月号で第160回芥川賞の受賞作「ニムロッド」を読んでいると、
主人公の女友達は仕事でよくシンガポールに出張しているということが書いてありました。
へ〜っ、偶然、私もシンガポール。
なんて、変に親しみを持って読み続けました。
芥川賞と言えば、ベストセラーになった「花火」以前は無関心でした。
「花火」を1,296円で単行本として購入して読み、それ以降ご無沙汰だったのですが、
ある本屋で見かけた「芥川賞受賞、二作同時掲載」という文字。
そう、「文芸春秋」を購入すると、受賞者が二人の場合、一作あたり約500円で読めるのです。
お!と!く!さっそく購入しました。
その中のひとつの作品が「百年泥」。
インドでの話ですが、めちゃくちゃおもしろく。
あっというまに読んでしましました。
閑話休題

プレミアムエコノミー
ツアー料金を支払ってからも、悩んでいました。
飛行機はB777、中型で通路は二つあるとはいえ、7時間以上も乗るのに、
三人席の窓側に座ろうものならトイレに席を立つのも大変、
食事中はテーブルまで倒しています。
さらに、前の席の人がリクライニングを倒していた日には、狭くてたまりません。
もっといい席はないの?
haitizu座席配置図
ビジネス?席は広くてゆっくり横になれる、そして食事はおいしい。
わかっているけど、往復で220,000円も余計にかかるのです。
これはツアー料金の二倍近い金額です。いくらなんでもこれはネ。
そこでプレミアムエコノミーがあるのです。
食事はエコノミーと同じですが、。
エコノミーとの最大の違いはシート。
zaseki1.jpgプレミアムエコノミーのシート
足元、横幅ともに広くゆとりある空間です。
レッグレストも調整可能。
座席間隔は広く、また前の人が目いっぱいリクライニングしても席は倒れないので常に一定の空間が保たれます。
ameni.jpgアメニティ
アメニティはアイマスク、マスク、歯ブラシ、保湿マスク、耳栓。
スリッパもあります。
靴を脱げると、だいぶ楽になりますね。
プレミアムエコノミーのコースに変更すると、往復40,000のアップ
4月には燃料サーチャージ料金が安くなるし(往復11,000円ほど)、
成田とシンガポールのラウンジを利用できるし(個人の利用は二か所で7,200円)。
なんだかんだいいわけして、途中で変更しました。
なお、燃料サーチャージ料金が安くなった分は帰ってきませんでした。
4月に乗るけど、ツアー会社が購入したのは、それ以前なのでしょうね?ガッカリ!!

気象の話題に戻る