二度目の台湾(その1)
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初めに
NHK BSの番組、「二度目の○○」は好きでよく見ていますが、
「二度目の台湾」が二回放送されました。
二度目の一回目は夜市を紹介し、二度目の二回目は十分・九フンの紹介です。
二度目の二回目・・・悩んでいましたが。
その後の「二度目のソウル」の再放送を見て、なっとく!!
放送した番組を短く編集して放送しただけでした。
NHK BSではよくあることです。
私の一度目は、基隆から台北一日観光ということで故宮博物院や忠烈祠などを、
花蓮では太魯閣渓谷を中心に観光しました。
v41.jpg故宮博物院

v65.jpg太魯閣渓谷
これはこれで、とてもよかったのですが、
残念ながら九フンと十分は観光できませんでした。
そこで今回、九フンと十分の観光ができるツアーに参加しようと思いました。
調べるうちに、九フンと十分の他に野柳地質公園の下車観光があるツアーを見つけました。
最近、NHKの「体感グレートネイチャー」にはまっていて「イランの燃える山」、
「トルクメニスタンの地獄の門」などなど、すっかり地学おたくになっていたところでした。
しかも出発は富山空港から。
楽ちん楽ちん!!

申し込んだのはホテルランクアップのコースで普通のコースより料金が高め。
ランクアップといっても三泊の内一泊は、普通のコースと同じホテル。
ふつう、ランクアップというと宿泊するすべてのホテルがランクアップじゃないですか?
それなら、「二泊だけホテルランクアップのコース」と書くべきです。
まあ、いいか。

台湾となると香港やマカオのように気持ちが楽になります。
調べてみると台湾への入国は、入国カードがなくても
前もってオンラインで手続きできることが分かりました。
字を書くのがへたくそなのに、揺れる飛行機の中で必要事項を記入するのは、
とても苦痛だったので助かります。
また、台湾を出国するときは出国カードが不要。
パスポートと飛行機のチケットだけでOK、ありがたいですね。

9月17日
富山から台湾へ
前日の16日は、台風22号の影響で、桃園空港を離着陸する全便が欠航だったので、
今朝もその影響で欠航があるかもしれないと、
朝から桃園空港のフライト情報を見ていましたが、
富山行きは7時45分の定刻通り出発したことがわかってほっとしました。

このツアーの参加者は12人、少ないですね。
搭乗手続きを終えて雷鳥ラウンジへ、ラウンジ内は狭くて、20人も入れればいいところです。
DSC00586.jpg雷鳥ラウンジ
朝から、なぜかのどが渇いて、水分をたくさんとり、
さらに空港近くのコンビニでペットポトルのお茶を買って飲みました。
このため、ラウンジでは野菜ジュースを一杯飲んだだけ。
もったいない。何を考えているのでしょうね?

機内はほぼ満席、搭乗者は台湾の人が多く、日本人は少ない。
といっても見分けはつけにくいのですが。
座席は翼より前の窓側。うれしいですね。
雲の撮影には都合がいいのです。
飛行機は定刻の12時40分に離陸しました。
DSC00589.jpg

高度を上げ水平飛行にりましたが、
シートベルトのサインは出っぱなし。
飛行機は揺れっぱなしです。
窓から後ろを見ると、翼はグラグラ揺れています。
この時期、偏西風がまだ弱いので、そんなに揺れるとは思えないのですが?
飛行高度は43,000フィート、約12,600メートルです。
後で調べたら、午前9時、福岡の上空12,450メートルで北西の風80ノット、
風速41m/sでした。
よりによっていちばん風の強い高さを飛んでいたのです。

機内食はメインはスパゲティかチキンのグリルの選択。
わたしは最近、胃もたれがひどいので前者を選択。
スパゲティはミートソースで、おいしかったです。
DSC00597.jpgメインはスパゲティ
チキンのグリルの方は一口いただいたのですが、
とてもおいしく、下にあるチャーハンのようなライスもおいしかったです。
DSC00595.jpgメインはチキン
また、共通の春雨・ハム・トマトのサラダ、そしてクッキーもおいしかったです。

雲や景色を眺めながら
DSC00605.jpg

やがて台湾桃園国際空港に到着です。
DSC00610.jpg空から見た台湾桃園国際空港


DSC00614.jpg台湾桃園国際空港

空港について入国審査で、恐る恐るパスポートだけを提示した。
なにか言われたら「オンライン」と言えばいいらしいが、
入力ミスをしたかもしれないし・・・・
大丈夫でした。
でも、次の両手の人差し指の指紋チェックがなかなかうまくいかず、
てこずりました。
画面の指示通りすればいいのですがね・・・

空港のトイレは案内は男女同色でしたが、
トイレの入り口では男女が色分けしてありました。
やっぱり色で分けてあるとわかりやすいです。
DSC01001.jpg

参加者が少ないのでバスはマイクロバス。
耳の聞こえが相当悪いので今回、補聴器をつけて参加しました。
話はそれますが、この補聴器、なんとコストコで買ったのです。
補聴器とコストコ?意外な組み合わせです。
試しに行ってみたら、相当詳しく耳の聴力の検査をして、
私の聴力に合うように調整してくれました。
以前、耳の聞こえが悪いので、朝、大きな病院の耳鼻科に行ったら、
外の音が聞こえる小さな部屋の中で数分間聴力検査を行い、
午後に来いというので、また出かけたら、
検査結果をもってどこそこの専門店に行けと言われただけでした。
専門店の人も、そんなに調べないで契約成立。
その補聴器があまり使わないうちに故障し、
補聴器は欲しいが、合わなかったら・・・
良かったです。

さて、ガイドさんの話す日本語は名詞はいいのですが、
助詞の使い方に問題があり、ある意味おもしろかったです。

さて、最初の観光地は三峡老街
日本統治時代に整備された赤レンガの古い街並みが残っています。
ヨーロッパの建築スタイルに日本や中国様式も融合しているそうです。
ふだんは観光客が多いらしいのですが、到着時刻が遅かったので少なかったです。
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三峡老街の名物は、台湾風クロワッサンとも呼ばれている牛の角の形をした牛角パン。
体調が悪かったので買いませんでした。
食感はクロワッサンというよりクッキーだそうです。
DSC00626.jpg牛角パンを売っている店

夕食は、台湾では有名な「海覇王」で中華料理の夕食
DSC00632.jpg
チャーハン、イカの炒め物、焼きそばなど・・・・
チャーハンはおいしいのだが、上に干しエビがのっていてガッカリ。
干しエビは嫌いです。
中国では油でいためてあるせいか美味しいと思わなかった焼きそばが
ここではとても美味しかったです。炒めたイカも美味しかった
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トイレには「小心地滑」の看板が。「ぬれた床に注意!!」地すべりではありません。
DSC00634.jpg

宿泊したホテルはホリィディイン。
外観はがっかりだが、室内はとてもきれい。
DSC00639.jpg
ウオッシュレットはついていないが、きれいなトイレ。
DSC00635.jpg
残念だったのは浴槽が狭かったこと。
また、アメニティグッズは最低限しかありません。
浴槽が狭かったので入浴はせずに、
シャワーだけにしました。
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(その2)に続く