全日空ビジネスクラスで行く!ハノイ・ハロン湾4日間(前半)
初めに
日程は4日間なのですが、羽田空港の集合時間が5月18日の6時55分。
帰りの羽田空港着が21日の22時15分なので、
富山からでは6日間の旅になりました。
また、ハノイとの往復は昼便なので、観光は2日間でした。
「せっかく出かけるなら短い期間に何でも見たい」
という人にはムダに見えるかもしれません。
私はこれでいいのです。
5月17日 前日
富山から羽田空港までの飛行機はB737。狭いですね。通路の両側に3席・3席。
機内ではコンソメスープを飲みました。おいしかったです。
飛行機が羽田空港着地に向けて下降中、サブサンが見えました。
サブサン
そして風が強いのか、下層でレンズ状の雲が見えました。
レンズ状の雲
重いスーツケースで腰痛にでもなったら旅行がだいなしになるので、
今回は「手ぶら・空港宅配サービス」を利用しました。
ヤマト運輸が自宅に荷物を取りに来てくれて、それをハノイの空港で受け取る。
そして料金は2千円ちょっと。すばらしい!!
ただ、webで申し込むとき、往復にしたかったのに、選択する項目がなく、
また手続き終了後の、契約確認メールにはハノイまで届けるということが
記載されていなかったので不安でした。
そこで羽田到着後、連絡バスで国際線まで出かけ、
3階のANA手荷物宅配カウンターに問い合わせましたが不親切で、不安なままでした。
今晩宿泊する空港近くのホテルには送迎バスがありますが、空港での停車場所がよくわからないので、
その調査も兼ねていました。
ついでに、明日の集合場所の確認やベトナムの通貨ドンへの両替なども行いました。
Webではドン以外は使えないとのことでしたが、このツアーの場合、
どこでもドルが使えました。また、日本円を使えるところもありました。
夕食は牛サーロインのかつ定食と牛タンの定食。少々高いけどおいしかったです。
牛サーロインのかつ定食
国際線へのホテルの送迎バスは朝と、夜は22時47分以降なので、ホテルまでは京急で帰りました。
最寄りの駅までは乗車時間4分。でも運賃は290円。京急の空港線は便利だけど距離のわりに高いので知られています。
5月18日 ビジネスクラス
今回のベトナム旅行、動機は飛行機のビジネスクラス利用とハロン湾の観光。
ビジネスクラスは個人ではかなり高価。ツアーだから行けるのです。
でも、普通のツアーよりは少々高いです。
朝、搭乗手続きを終えてラウンジへ。
サンドウィッチ・おにぎり・いなり、麺類、サラダ、デザート、飲み物各種等々。
私は美味しいと評判のANAカレーを多めに食べる。これはおなかにこたえました。
いよいよ搭乗。座席は各人ごとに仕切ってあり、
モニターなどいろいろ設備があります。
座席を倒すとフルフラットのベッドになるので楽ちんです。
画像はANA資料
中央の最前列を選んだので、景色をあきらめて映画「海賊と呼ばれた男」を見ていました。
それが終わると、飛行機の現在地や目的地までの距離・飛行時間、高度・飛行速度などを表示するページを見ていました。
数字が変わるのが面白いのです。
国内線とは違い上空12,000mという結構高い高度を飛んでいることがわかりました。
ウェルカムドリンクはシャンパンを選び、ドリンクサービスでもシャンパンいただく。
「シャンパンと呼べるのはシャンパニュー地方でできたものだけ」と、
満足げに飲んでみましたが、
いつも飲んでいるスパークリングワインとの違いが
よくわかりませんでした。
そして10時半にはもう昼食。
ANAカレーでおなかがいっぱいなのに、きつい。
和食と洋食がありますが、洋食を選び、メインはチキンのローストにしました。
チキンのローストの大きいこと。
パンにつけるバターも含め、すべてがとてもおいしかったです。
アペタイザーもおいいしい
食後、B787の目玉設備の確認のためトイレに。
あれっウォシュレットじゃない!!
確か目玉の一つだったはずなのに?
まあ使わないからいいか。
歯ブラシが置いてあるので、せっかくだからと歯を磨きましたが、
洗面台が狭く水で口を漱ぐことが大変でした。
親切なガイドさん
ハノイのノイバイ空港に着くと、あれっ暑くない?毎日最高気温が30℃越えなのでは?
この日の最高気温は25℃、平年より7℃も低いのでした。快適快適!!
空港にはスーツケースが無事届いていました。すばらしい!!
空港からハロンまで一般道と高速道路で3時間。
その間、信号機が数台しかありません。
高速道路でも自転車や人が通り。中には横断する人もいました。
車線をはみ出して追い越してきた対向車がライトでパッシングする。
悪いのはお前だろう!!
バイクがとても多く、二列、三列走行は当たり前。
スキがあればどこにでも割り込む。
もう、めちゃくちゃです。
私にはとても運転できないと思いました。
沿道では縦に細長い建物をよく見かけました。
縦に細長い建物
今日泊まるホテルは立派な外観で、ロビーはシンプル。
部屋に入ると室内は広く、浴槽も足を十分のばせる大きさ・・・・
宿泊したホテル
と言いたかったが、入れない!!
ドアは開くが、内側からチェーンがかかっている。
ホテルの従業員は日本語がわからない。
でも、ロビーに待機していたベトナムでのガイドさんの助けで無事部屋に入れました。
部屋ではトイレットペーパーに軽く触っただけなのに排水溝の上に落ちてベチャベチャ。
これもガイドさんのおかげで解決。
韓国旅行の時とは大違いだ。
さらに、窓のカーテンが閉まらない。
これはあきらめました。
部屋からは建設中のサンワールド ハロンパークのジェットコースターなどが見えます。
サンワールド ハロンパーク
しかしこの施設、ホームページもなく、事前に調べてもよくわかりませんでしたが、
一部運営していました。
パクチーの洗礼
夕食はホテル内のレストランで。
韓国旅行では朝・昼・晩すべてホテル以外での食事で、
そのためにだけ早起きさせられたこともあったので、ほっとした。
ベトナム料理の定番フォーが登場。
初めて食べるフォー、どんな味だろう!!
まずいまずい!!まったく口に合わない。
みんなこんなのを食べているの???
後ほどスープが出たので、飲んでみたらおいしい。
あれっ?でも確かフォーの出汁と同じじゃないの?
そしてわかりました。
フォーをまずくする犯人は、
パクチーだったのです。
もしかしたらパクチーが入っていないフォーが?
だめでした。
これ以降どこで食べてもフォーにもパクチーはしっかり入っていました。
・・・このままフォー嫌いに!!!
時差があるため今日は一日が26時間。
ほんとうに長〜い一日でした。
5月19日 ハロン湾クルーズ
今日は、ツアー最大の見どころ、世界遺産「ハロン湾」クルーズです。
ハロン湾には大小3,000もの変わった岩や島々が存在するそうです。
残念ながら天気は曇り時々小雨。
船着き場にはすさまじく多くの船が大小取り混ぜて停泊しています。
大きい観光船
私たちが乗る船は、小さくて、外見は汚い。
朝、たくさんの船が一斉に出航します。
私たちが乗船する観光船
次々とさまざまな岩や島が現れて、見ていても飽きません。
途中、ティエン・クン鍾乳洞へ上陸しました。
鍾乳洞と言えば中は涼しいはずですが、ここは人が多いのか、少し暑かった。
ティエン・クン鍾乳洞
船が少し速度を落とすと、いつの間にか、生きた蝦蛄やワタリガニを売りに来る小舟や、
バナナなどの果物を売りに来る小舟が接舷しました。
果物を売りに来る小舟
やがて、ハロン湾の象徴、闘鶏岩が見えてきました。
闘鶏岩
2羽の闘鶏が向かい合って闘っている姿だそうですが、
私にはキスをする二人に見えました。
ベトナム人が男女で宿泊するときは
結婚している証明書が必要なホテルもあるそうです。
そんな国では「キスをする二人」なんて
思っても言えません。
澄んだ青空もいいのですが、曇ってガスがかかった中、
遠くに見える島々は幻想的で、とても印象に残りました。
観光を終え、船着き場に戻る時間帯が昼食。
船上でのベトナム風海鮮料理です。
蒸したエビ、かに、揚げ春巻き、ワタリガニの詰め物・・・などのシーフード料理。
期待はしていなかったのですが、
すべてがとてもおいしかったのです。
またトイレはきれいでした。
船(人)は見かけによらないのです。(後半に続く)