製作紹介
NO.15 
元ちゃんの製作


元ちゃんの製作を始めました、いつもなら完成してから紹介しますが
今回は完成するまでを製作過程を紹介しながら行きたいと思います。
何が出来るかは最後のお楽しみに!

その1
10/29 先ずは下の方からのパーツを製作して行きます。
材料はまな板2枚(20×30×1.5cm)とジェルトンの角材(5.5×5.5×30cm)
@まな板1枚を25cmなるように切ります。
Aジェルトン材は15cmになるよう半分に切ります、それから、写真の様にカットし角を
落として、丸くなるようペーパーをかけ磨きます。
B@のまな板の裏側にAの大きさの溝をノミで7mmの深さに彫ります。
C下側からはめ込んで入るか確認した所です。

その2
11/05 今回は手作業が多く時間がかかりましたが大部分のパーツの加工が済みました。

@写真一段目床板と天板(まな板)にホゾ穴と溝を加工します。
A大方のパーツが出来た物です、今回はノミと彫刻刀で加工しましたのでかなり時間ばかりかかって
  しまいました。
B二段目は側板の組立てです、カーブを描いている側面は一枚物では出来ないので30mmと
45mm幅の板を8枚使いました、両側の柱に溝を付けそこに通して組み立てました。
C三段目は仮組立てが済んだ所です。全体の形がやっと見えて来ました。

その3
11/06 
@仮組が済んだところでボンドを着けて接着します、細かい所はやすりで調整して位置
 合わせをしました。
 また、上下の棚も同時に取り付けて見ました。
A扉の製作ですが、カーブを描いているので紙に型どった物を当てながら細かい部分を修正
 して、板にトレースします。
 それでも実際にはめ込んで見ると上手く合わない所があるのでやすりで、微妙な所をすり合わせ
 して行きます。
B窓となる穴を糸鋸で開けます、左右対称になる様位置を確認しながら切り出して行き最後は
 やはり、やすりで微調整です。
C出来た扉をはめて見て全体のバランスの確認です。あと窓のはめ込みとピンによる取り付けは
 次回に!。

その4
11/07
今日は取っ手の製作です、曲線の柱の残り木を使って文字通り手を作ります。
ポーズはイエーと言ったところですか?そんな手の形に切り取り削って作ります、本体の取り付け
は互いに6mmの穴を開けダボを差込んでボンドで接着します。
手が取り付けられた元ちゃん、いかにも元気ハツラツってな感じになって来ました。
因みに元ちゃんの由来は、元気な所から名づけました。(^_^)

その5
11/10
@扉のツマミ(鼻)の製作、丸棒を写真一段目の様に摘み易いように両側を削って、真ん中から二つに
 切り分けます。
ACRAFTHOUSEのエンブレム(口)をいつもの様にルーターで削って作りました、今回も書体を変えて見
 ました、 真ん中から切り離します。
二段目は完成間近い元ちゃんの様子です。
三段目は下から見たところで、靴を履いてます。(^_^)

その6
11/13
@扉の取り付け、予定では回転ピンを上下に付けて扉を固定する予定でしたが、開いた時に上隅の角の
 部分が内側に入り過ぎてCDにあたってしまい開閉が出来ない事が分かり、仕方なくチョウバンに替えました。
Aマグネットキャチャーの取り付け、コレは前回と同じ要領で扉側に画鋲を代わりに使用してます。
B窓の取り付け、穴を開けた窓より大き目に窓枠を作り、内側に1mmの深さに塩ビの窓ガラスが
 収まるよう削る、それを扉と窓枠の間に塩ビがサンドイッチ状に挟み込みながら接着する。
 以上でほぼ元ちゃんが完成しました。

その7
11/17
やっと「元ちゃん」が完成しました、細かい調整とペーパーかけをし、二度塗装を施し遂に出来ました。(^o^)丿
塗装する前に比べ木の持つ本来の色や木目が出て良い感じに仕上がりました。色も白っぽい色と茶系の
色を使い分け、思った通りに出来てほっと安心です。
 
中に入れるCDは全部で通常サイズで37枚、薄型だと倍ほど入ります、それでもまだ入りきれないCDが
あるので、またいつか次作を考えなければなりません。(^_^;)

これで元ちゃんが誕生して三兄弟が出来上がりました、お祝いに他の兄姉も駆けて記念写真をパチリ。
一番下の写真がそれです。

またの、四人目の兄弟が誕生するまでお楽しみに!