製作紹介
NO,24 シルバ-アクセサリー「指輪作りに挑戦」の紹介
純銀粘土(シルバークレイ)を使って、指輪の作り方の紹介です。
今回初めて、シルバーアクセサリーを作ってみることにしました。
初心者向けのスターターキットがあったので早速購入して、いざ
製作開始です。
まずは定番であるデザイン指輪を作ってみることにしました、説明書
を見たらわかるくらい簡単で、シルバー(銀)と言っても金属加工を
する様なものでは無く、銀を含んだ粘土状の物を形を整えて焼き物
の様に焼いて磨くと言うものです。
焼きあがれば硬さや、銀99.9%の本物と同じ指輪が出来上がります。
ただ注意が必要なのは焼き縮みを起こすので出来上がりを予想して
大きめに作らないといけない事です。
キットの中身 |
@指輪用木芯棒に紙を巻きつける |
A指のサイズを指輪ゲージ差し込んで大きさを確認 |
B作りたいサイズの穴に@を差し込んで印を付ける |
C純銀粘土を細い棒状にした物をBの印の所に巻きつ け、繋ぎ目を少量の水を使ってうまく接合し、形を整えて ドライヤーで良く完全に乾かす(30分ほど) |
D乾いたCを鉛筆でデザインを下書きして、ルーターや ヤスリを使って削って行く。 |
Eシルバーポットの一番下に固形燃料、その上に網を 置いたところにDの出来上がった指輪を中央に置き、 蓋をして固形燃料に火を付け焼成する (約20分程点いている) |
F焼きあがったら覚まして、表面の白いものを磨いて 取り除いてゆくと、シルバーの輝きが出てくる (このままで良ければ完成) |
Gいぶし銀にする為に、いぶし薄め液に漬けて全体を 黒くする。 |
いぶし銀にしたあと、出っ張っている部分を磨いて行くと元の
シルバーが甦って来ていぶした黒い部分とのコントラストで
いっそう銀の輝きが強調されます
ただ、ここまではうまくいったのですがいざ指にはめてみると
小さい?う〜ん失敗です。
焼き縮みを予想して3サイズ大きめにしたのですが、予想より
縮んだと思います。
原因としてサイズの印を付けた場所がずれていた?、完全に
乾く前に指輪用木芯棒からはずしてしまった?
ま〜あ色々あるかと思いますが、出来上がりとして、初めてに
しては良く出来たと思います。
やり方も、そんなに難しいものではないけど、粘土の取り扱い
ぐらいが難しいようで、乾燥しやすいので手早くする、粘土が
手やこねるところにくっ付きやすいので油(オリーブオイル)を
塗っておくなどの注意が必要です。
その他のアクセサリーも手軽に出来そうです、皆さんもどうですか試してみては?オリジナルのアクセサリーで来ますよ!
ただ、銀(純銀粘土)の価格が高いのが難点かな?
シルバ-アクセサリー「指輪作りに挑戦A」の紹介
二度目のシルバークレイに挑戦しました!
今度はやり方を変えて最初から指のサイズ限定した筒状の物
に粘土を巻き付けて作る方法で挑戦しました、、。が凝った作り
方をしたため(二本のひも状にした物をねじった状態でリングに
したのですが、どうも継ぎ目が完全についておらず、焼き上がり
後割れてしまいました(^^ゞ )失敗に終わり、結局前の方法で
作ることに。
今回も縮む事を考慮して大きめに作ったのですが、乾燥時点では
真円だったのが焼成後は楕円形になってしまい、サイズも変わっ
てしまい、内側を削ることになりました。
デザインは失敗したねじった感じのデザインしてみました(左写真
参照)、窪んだ凹部分はいぶし液に漬けて黒くしてコントラストつけ
てシルバーの輝きを強調させてみました。(^.^)
失敗の経験からあまり手で粘土を触れていると水分が蒸発しやす
いのでなるべく手で触らないよう、また継ぎ目は水を使い両端の
粘土をうまくなじませて接合する、それから乾燥は十分行ってから
焼く。
焼き上がりの縮みの事を考えて大きめで肉厚に仕上げる(サイズ
調整で削る事があるから)などの事を注意して製作すること!
シルバ-アクセサリー「ペンダント作りに挑戦B」の紹介
今回はペンダントを製作することにしました、指輪と違ってサイズ
を気にせず作れるのが少しは楽です(^_-)-☆
ペンダントの形でもっとも多いのはハート型(ちょっと古いかな?)
だろうと思いますが、まあ無難な所って感じだったので、ハート型
にしてみました。
シルバーだけだと冷たい感じがするので、中にきれいな石をはめ
込みたいと思い、探していたらアクアマリンの石が見つかり付け
てみました。
下の写真を見てもらえればわかると思いますが、石は穴が空い
たビーズです、そこに鎖を通すための金具(針金)を曲げてビーズ
に通しています。
そこに銀粘土を覆って被せ、周りをハート型にして、中央にアクア
マリンがくるように作りました。
後はいつものように乾燥させ、焼いて冷ましきれいに磨きあげれ
ば完成です。
また、チェーンを通すために間にリングを一つ入れています。
アクアマリーンの焼く前は面取りした表面でしたが、焼いた後は角が無くなって丸くなってしまいました。
デザイン的にはもう一つですが、自分で作れるのは楽しいもので、もっと腕を磨いて高度な物が作ればなあ〜と思っています。
ちなみに、ペンダントセットが2100円で売られていてそれを使ってもいいし、今回は鎖、金具、石、銀粘土とバラで買ったので、3000円ぐらいか
かりました。
お店で出来上がっている物を買った方が安いかっも知れませんが、自分で作るという楽しみも値段に入っているから仕方ないですね!(^^ゞ
シルバ-アクセサリー「ペンダント作りに挑戦C」の紹介
ペンダントはこれで4個目です、デザインをどうするか悩みましたが
可愛らしさから、蝶の形にしてみました。
意外と難しく、なかなか思うような形になってくれなくて困りました
粘土のため薄くするのと、細かい細工がやりにくく、触覚の部分を
表現したかったのですが、割れたり取れたりと何度挑戦しても無理と
判ってあきらめました。(^^ゞ
あらかじめ大きめに余分に作って、半乾きの状態で切り取ったり、削ったり
としながらやった方が良かったと思います。
木工なら、素材が硬いので削りながら調整できますが、粘土状なので
曲がったり、乾燥して割れたりと取り扱いが難しいです。
今回も7gの純銀粘土を使用しました、くさりは手芸い屋さんで買ってきて
はめました、トータルもろもろを入れると3000円近くかかります。(^_^;)