作品集1
NO.61、ゴミ箱3 「かまぼこ板を使って」の紹介
桶型ゴミ箱、桶職人ではないのでさすがにそこまで出来ないから
成り行き任せの(ちょっと、ちょっと と言われそうな)製作話。
ゴミ箱の製作はこれで3個目です、すべてかまぼこ板を使用し、他の材も使用して適材適所と言うか、かまぼこ板だけではちょっと強度不足や加工に適さない所があるので良く言う。、「もちは餅屋」と言うことわざ通り加工のやり易さと強度の確保から、ベニヤ、かつら、ひのき材を他に使用しました。
@まずかまぼこ板30枚をゴミ箱の筒の部分に使用するため、板の両側を斜めにする必要があります(上から見ると台形で桶のイメージをして下さい)角度は大体で決めて両側を カットして行きます、全部すればきれいな円が出来るのですが、仮組みしてゆく内 全部カットすると、思った大きさの円より小さくなってしまったので、2/3だけにして 残りはそのまま使うことにしました。
A最初の写真がそれです、2枚カットした物(縦に2枚つないだ物)とそのままの物1枚を(両側に半分に切った板をつないだ物)張り合わせて1セットをつくり、これを5セット作ります
ちょっとややこしいですが、上下2段分の高さの筒を作ると思ったらいいです。
Bその裏側の端から2cmの所に3mm幅の溝を切り、底板になるベニヤが差し込める様に します。
C1セットづつ底板のベニヤに接着して行きます。
D全部接着したら、タコ糸で周りをぐるぐる巻きにして締め付けて行き乾燥を待ちます。
上から見ると15角形になります(膨らんでしまった星型の様な形)(^.^)
E乾燥を待っている間、取っ手となる手(ヒノキ)と、靴(かつら)の加工です、あらかじめ
荒取りしたものを カッターで削って行きます、最後にペーパーをかけ表面を滑らかに仕上げます。
F乾燥したかまぼこ板の表面をカンナやペーパーをかけ面取りや磨きで形をなるべく
丸くなるように整形し仕上げ、手と靴を付けて大体の形が出来ました。
G100均で買ったアルファベットの文字を貼り付け、最後にウレタンニスを塗って完成です。
サイズ 筒型部分(突起物含まず) 22×29cm
筒型の物を作るのはいかに角度を決めて正確に作ることが難しいか実感しました、道具も何も知識
のない者が挑戦するにはちょっと早すぎました、多分これに水を入れたらすぐに無くなってしまうでしょう
桶職人さんには当たり前ですが頭が下がりますm(__)m
手の部分をちょっと変えて見ました。
ゴミ箱と言えば割と乱雑に扱われる物です
指を細かく再現したため、たとえヒノキでも細い指では折れて
しまいそうなので、ガードするためにエポキシの手袋をはめて
見ました。
これでちょっとの事では大丈夫だろうと思いますが
丁寧に大事に扱ってやってください。
NO.67、ゴミ箱4 「りんちゃん」の紹介
かまぼこ板と廃材を使って!
上のゴミ箱3に続いてNO,4の紹介です、作り方は基本的にゴミ箱3と同じです。
ただ、容量UPするためにかまぼこ板の枚数を増やしました、30⇒36へと。
当然その分の直径が大きくなりましたので見た目でもわかります
今回は円筒形では無く、逆円錐形(バケツ型)にして見ましたが思ったより難しく継ぎ目の修正に追われるはめになりました。(^_^;) 難易度の高い物に挑戦して後悔してます。
作品説明
かまぼこ板を縦に2枚張り合わせて片方はほぼそのままの46mmで、反対側は40mmにして縦長の台形の形にカットし、両側を斜めに断面がこれも台形になるように切ります
後は上のゴミ箱と同じ様に底板に一枚づつ貼り付けて行き最後に紐でぐるぐる巻きにして接着剤が乾くまで放置します。
あとは定番になった手と靴を取り付けました。
前と違うところは顔を付けた方が可愛いので、ヨッチャン風な顔立ちに仕上げて見ましたがどうかな?
サイズ
かまぼこ板の円錐部分(ごみを入れる所)上26.5×下23×高さ29cm
作品の外寸横39×高さ33cm