作品集2
NO.33「トイレットペーパーホルダー」の紹介

以前トイレットペーパーを3個分入れて置く箱を作ったのですが、今回はホルダー付きの
物で同じく3個収納出来ます。

@構造を簡単に説明しますと、上蓋を開けトイレットペーパー入れます、
縦長の窓がある部分に2個を保管できます、有無は窓から見えますので確認できます。

A上の2個を仕切るようにその下に仕切り板があります、無くなったら仕切り板を手前に引いて
1個だけ下に落とし、また仕切り板を元に差し込みます。

B落ちたロールを前の扉を開け手で回転させながら、紙の先端を摘んで手前に取り出しします
C次に両サイドに開いた穴から心棒を左からロールの中心に差込み右側まで通して固定します
D(最初は重いので2軸のそろばん状のローラーの上で回転してますが使ってゆくうちに軽くなっ
て中から出てくるのを防ぐ為)

E右側に水の入ったボトル(旅行用化粧品入れ100均で購入)がありますが、そこから綿糸が
伸びてホルダー先端部に取り付けてあります。(定期的に取替え可能にしてます)
これが、今回考えたアイデアと言うか、紙を切るのに両手を使いホルダーのカバーになる部分
を押さえて切るのが普通ですが、これはこれで良いんですが上手く切れなかったり、上手く切れ
すぎて今度は、次使う時に紙の先端をつかみにくいとちょっと不便だなあと前から思ってました、
ホテルとかは丁寧に取り出しやすいように三角に折ってありますが家庭ではちょっとねと言う所です
そこで、今回は、水の力を利用していとも簡単に紙を切る事が出来る様になりました。

Fトイレットペーパーは水に溶ける様に出来てますから、水に対しては弱い欠点がありますそれを上手く
利用した訳です、ボトルから綿糸を伝わって糸が常に濡れてますから、紙をそっとあてるだけで切れて
行きます、刃物だと危険ですがこれだと子供でもけがをする事は無いでしょう。

G使って見て水で簡単に紙が切れるのは良いんですが、そのまま張り付いて水分を吸ってしまう事に
なってしまいました。

Hそこで切り取った後紙が上に上がって紐から離れる様にする為、テンションバーを取り付けました。

Iテンションバーを付けて、実際に切り取ったらバネの力で紙が上に跳ね上がり、問題が解決しました。
紙はその内乾いてしまいます、写真では滲んでしまってますが、実際には紐の厚さ分だけ濡れてしまう
ので僅かです。少々端が濡れててもお尻を拭くものですから(衛生的に)あまり気になる物では無いですが、
やはり神経質の方はダメかな?
 
後の問題点として、ボトルの位置(切り取りラインからの高さ)が実際に使用して行ってこの高さで良いの
かそれとも低い方が良いのか検討する必要があります、常に紐が端まで濡れてる必要があるので、
乾燥してもいけないし、かといって濡れすぎても困るし、その辺は様子を見る必要があります。
また、水だけでは無く香りのする物を一緒に入れれば、芳香剤の役目をするのではと思います

@上部蓋を開けた所、ここからペーパーを入れる A無くなったら仕切り板を引いて下に落とし元に戻す
B落ちて来たペーパーの先端を引っ張り出した所 C左横からロールの中心に心棒を通して止める
Dペーパーが回転し易い様に二本のコロが見える E紙を切るのに紐を湿らす為の水タンク
F濡れた紐に触れるだけで簡単に切れる紙 G切った後、へばり付いてしまった紙が滲んでしまう
Hバネの先に丸棒を水平に取り付ける I紙を切った後、バネの力で上に跳ね上がった所
左から見たところの全体
右から見た所(テンションバーを付ける前)