AMATEUR GUITAR REPAIR

キャッツアイ CE500CF

ネックリセット

 

 キャッツアイのCE500CFをいつものリサイクルショップで買いました。弦高は5mm(6弦12F)ぐらいで、トラスロッドをぎりぎりまで締めていて、若干逆ぞり気味です。サドルをぎりぎりまで削って弦高を下げると3〜5フレットあたりでビレたのでロッドを緩め少し順反りに調整しました。弦高は3.1mm(6弦12F)〜2.6mm(1弦12F)になりました。弾けない事はないけど、、、リセットをしたほうが良いのかな、、、。

 CE600CFと力木などの形状も同じようですが音は少し違いどちらかと言えばD28ぽい音がします。ダイヤモンドボリュート付きネックもGoodです。恐るべしCat's Eyes!ですが、ロゼッタやバインディングの最外周に白のセルが一つ多く付いてるところが少し残念です。


 ブレーシングが剥がれていたので接着しました。それから、いよいよネックを抜くことにしました、、、。

 塗装が厚くネック接合部分に塗料が溜まってるのでPカッターで切れ目を入れてから後は同じ要領でネックを外しました、、、しかし、接着材は膠でしたが中々外れにくかった、、、長時間蒸気をあてたのでいろんな場所に影響が出てしまいました。


 ネック接合部分の厚い塗料をサンドペーパーで削りコンパウンドで磨きましたが細かいキズが残ってしまいました。ポリウレタン(ポリエステル?)塗装のタッチアップは難しい、、、。ヒール部分を調整してネックを接着しました。次の日、ロッドを調整し弦を張って弾いてみると14〜15フレット辺り(指板がへの字になってる頂点部分)が高くビレるのでフレットのすり合わせをしました。フレットを抜いて指板を削って調整した方が良さそうですが、、、。弦高は2.5mm(6弦12F)〜2.0mm(1弦12F)ぐらいになりました。

 ※サイド板の芯材はラワンのようです。

 MonotisのYouTubeチャンネルに試奏動画アップしてもらいました。「Cat's Eyes CE-500CF 試奏」


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