ARIA W-250 その2

 トップとバックのブレーシングの角をサンドペーパーでとりました。バックのセンターストリップは3ピース風に変え、表板を接着しました。

                      

 バインディングの溝をドレメルのモーターツールで彫りましたが今回も上手くいきませんでした。サイドのローズウッドのつき板がバリバリに割れてしまいました。バインディングはセメダインをアセトンで薄めて接着し乾燥後スクレーパーで整形しました。ボディーとの隙間はパテで埋めました。

               

 ヘッドのロゴデカールは針のようなものではがされていたのでペーパーで消してから塗装しました。

                  

 ボディのサイドとトップを塗装して、ネックとブリッジを接着しました。今回はフランクリンの液体ニカワを使ってみました。

                  

 ナット、サドル、ペグを付けて完成しました。弦を張ってすぐの音はシャリシャリの薄っぺらい音でがっかりしましたが時間が経つと段々落ち着いてきました。表板が薄すぎた?(2.7〜3.0mm)のかピックで強く弾くと音がつぶれるという感じです。どちらかと言えばフィンガー用でしょうか、、、。

                     

 今回材料を買ったのが梅雨時期で荷物を開けて一日置いておくとスプルース材が反ってしまいました。エアコンのある部屋に置いておくと多少は直りましたが少々驚きました。日本でも特に雨の多い土佐の高知ではギター製作、修理はやはり難しいようです。

  MonotisのYouTubeチャンネルに試奏動画アップしてもらいました。「Aria w25 試奏」


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