都立小山内裏公園とその周辺 その1(多摩美術大学〜京王多摩境駅)
 今回最初に歩きたかった場所は、引っ越して来た場所のすぐ近くにある都立小山内裏公園と決めていました。町田や相模原に住んでる人なら戦車道路と言った方が分かりやすい所です。私もすぐ近くに住んでいたので、最近になって素晴らしい公園になり、ゆっくり歩いてみたいと引っ越す前から考えていました。スタートは多摩美術大学から今回は、多摩境駅まで歩いてみました。
JR横浜線橋本駅から神奈中バスにて多摩美術大学行きに乗り、多摩美術大学前下車にてこのコースの始まりとなります。公園に入ると言うか大学に入る感じでひたすら大学の南通用門に向かいます。案内と屋根付きのベンチがありその辺からスタートしました。実際には、国道16号線までコースはありますが、何もない退屈な道なので始まりは多摩美大の南通用門としました。基点の国道16号から南多摩斎場までの延長は5370mあり、いろいろ見ながらの散歩しては、良いコースだと思います。各季節ごとに歩く予定です。
歩いて直ぐにPirika邸があります(写真下の緑色の家です)遠くに見えてるのは相模原の橋本方面です。その風景が見えるまでに階段を登って行くちょっとした雑木林を貫けて行くのですが、とても気分も良くなる所です。後5年もすれば景色も変わりそうですが・・・、ちなみに戦車道路の由来を説明します。(都立小山内裏公園説明より)「町田市と八王子市のほぼ境界を走るこの尾根の道は、以前は「戦車道路」と呼ばれていました。それは、この道が第二次世界大戦の末期に、相模原陸軍造兵廠(現在の在日米軍相模原補給廠)で製造・組立てられていた戦車の性能テストと操縦訓練用の道路として作られたからです。戦後しばらくは、防衛庁が管理していましたが、多摩ニュータウンの整備のため、土砂の運搬道路として舗装され現在に至ってます。」
細谷戸橋から鑓水小山給水所までの遊歩道は整備がされていますが、管理が不十分で途中に何ヶ所の別のコースに抜ける所があるのですが、雑草で覆われてしまって、何処にコースがあるのことすら分からない状態です。これらは秋に再度歩いてみようと思います。
歩いて20分くらいで都立小山内裏公園に着きます。やはり雑草で覆われてる所も無く、綺麗に整備されていて、自然がそのまま残されていて綺麗にされているのを見ると気分も良くなるし、こちらも綺麗にしようと思ってしまいます。この写真の場所からは京王多摩境駅方面に向かう道とパークセンターに向かう道があって、どちらもとても良い道ですが、今回は、両方歩いてみました。そのまま多摩境方面に向かい今までの戦車道路を歩いて見ました。
私が、小中学生の時はこの辺を裏山とか三ツ目山とか言って戦車道路は、ちょっと不良の人が盗んだバイクで走ったり、ちょっとエッチな本が捨ててあるとかで・・、印象的には暗い感じだったのですが、今では本当に綺麗で素晴らしいトレッキングコースです。この公園だけが自然のまま残されており、周りはマンションやショッピングセンターなどがあるのに不思議な所です。逆にとても落ち着くのですが、ここだけになってしまったのかと淋しくなる思いと同時に、残していくようにと思いました。
ちょうどパーセンターあたりのこの辺が京王線多摩境駅にいける道もあり、このまま多摩境駅に行けば各方面に帰れると思います。歩いて5分程度で駅までいけます。この写真はちょうど分岐の所です。向こうに見えるのは南大沢方面のマンションです。写真では見えませんがパークセンターもこの辺りです。パークセンターではいろいろなイベントも行われており、都から指定管理を依頼されている団体が管理してます。とても綺麗に公園をしていると思いました。詳しくはホームページにて小山内裏公園OfficialHomepage
公園内にある大田切池です。昨年まで南大沢に住んでいたので、この池は何かなぁと見ていたのですが、公園が出来る前はまだ工事中で、そのために出来てしまった池だと思ったのですが、公園が出来て説明を読んでみると、南大沢や京王堀の内方面を流れている大田川の源流とわかり、ちょっとビックリしました。続いて説明を読んでいると昭和60年頃にこの周辺の住宅造成にともない、大雨の時の雨水が一度に川に出ないようにするため、流れをせき止めて池が作られたそうです。池の枯れた木は、川岸にあったスギの木が水につかり枯れたもので、この池が昔からのものではないことを物語ってます。と書いてありました。

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