Q | クリスチャンや、キリスト教に関心のある人はみんな日曜日に教会へ行ってますが、そこで何をしているんですか? |
A | 礼拝をして、そのあとお茶を飲んで歓談をしたりします。讃美歌の練習をすることなどもありますが、あくまで中心は礼拝で、これは一日二回行われます。 |
Q | 礼拝って、何ですか? |
A | 神を讃美する行事です。具体的には、牧師(またはそれに代わる人)が聖書に基づいてお話をし(この話を説教、またはメッセージといいます)、聖書の内容に基づいた讃美歌を歌い、神様にお祈りをします。具体的な礼拝のプログラムの一例はこちら、礼拝のようすはこちらからご覧になれます。 |
Q | それでは、礼拝という行事はすべて聖書に基づいているのですね? |
A | そうです。礼拝だけではありません。私たちクリスチャンは何をするにあたっても聖書に基づいて判断し、行動することになっています。新約聖書「コリント人への手紙一」10章31節には「だから、あなたがたは食べるにしろ飲むにしろ、何をするにしても、すべて神の栄光を現すためにしなさい。」と書かれています。クリスチャンが食事の前に感謝のお祈りをささげるのは、そのためです。 |
Q | 聖書とは、どんな書物ですか? |
A | 聖書は旧約聖書・新約聖書の二つに分かれていますが、二つ合わさって一つの書物と考えたほうがいいでしょう。新約聖書だけで編集されたものも販売されていますが、教会の礼拝では二つとも使用しますので、合本されたものを用意されるのがいいでしょう。旧約聖書は神が天地を創造されてから、おもにイスラエルの歴史に言及し、その中で現された神の働きについて語っています。そして、やがて世界に来られるイエス・キリストを預言しています。新約聖書は神の子イエス・キリストがお生まれになり、人類の罪の救いのために身代わりになられて、無実の罪によって十字架の上で磔になって殺されたこと、そして三日目によみがえって天におのぼりになったことを中心に、世界が滅んでいくまでを描いています。 |
Q | 聖書は、旧新約あわせると、とても長いですね。何かうまく勉強できるコツのようなものはありませんか? |
A | 聖書は二千年〜三千年前に書かれた書物ですから、今の新聞のようには読めません。当時の生活習慣や前後のつながりを考えながらじっくりと読まなければわけのわからない書物です(本当は)。しかし、新約聖書などには、一度読んだだけで、おおよその内容がわかる箇所もたくさんあります。まずは読んでみることをお勧めします。 |
Q | わからない点があれば、教会では教えてくれますか? |
A | もちろんです。普段の日曜日の礼拝の説教は「聖書連続講解説教」といって、聖書の一部分(大体1章の半分くらい)の内容を牧師がかみ砕いて説明し、回を重ねて聖書全体の内容がわかることになります。今(2004年6月)は新約聖書「ルカによる福音書」を学んでいます。初心者、洗礼を受ける人・他の教会から転会する人のために特別にクラスが設けられることもあります。 |
Q | 教会に行って、聖書の話を聞いて、お祈りをして、何かいいことがあるのですか? |
A | 病気が治ったり、お金が手に入ったりするという意味でのいいことは特にありません。しかし、聖書の話を聞くことによって自分が他のすべての人と同じ罪人であることを知り、救い主キリストを信じて悔い改め、神様の示してくださる道を歩もうと決心すると、救いが得られます。 その「救い」が何であるか、おそらくあなたには今はわからないかもしれません。私も初めはわかりませんでした。これを理解するためには教会にある程度通って聖書を勉強しなくてはいけません。私たちの教会の案内はこちらです。是非いらしてください。 |