同12時45分撮影
左のチップを入れた方はより青くなっていますが、右は無色
透明です。無色透明は
比色表に無いので問い合わせましたが、以下の返信が来ました。
「まずお断りですが、PH(水素イオン濃度)と言うものは文字通り
水素イオンの存在下において計測が可能になるものです。チップ
を入れた事で塩素イオンやその他のイオン、そして水素イオンも
吸着してしまいますと水素イオンの存在がなくなりますのでPH(水
素イオン濃度)は測れません。つまりチップがイオン吸着を起こし
ている事が考えられます。無色透明になったと言うことは水素イオ
ンが殆ど無くなったと言うことになると思います。」
追試4で色が消えたのはチップを入れない方なので、吸着は考え
られないと再度問い合わせしたところ
「その検液がどのようなものかが解りませんのであくまでも推測で申
し上げますが、塩素のかなり強い液に入れますと色そのものが塩素に
よって漂白されてしまい、呈色しない事が考えられます。そうでない場
合、水素イオンが存在すればその試験液の試験範囲内であれば色は
出るはずです。又、測定範囲外であっても強アルカリ下においては濃い
青色に、強酸性下においては黄色に呈色致します。無色透明と言うこと
は水素イオンが無いか漂白されたかのどちらかではないかと思います。」
と返信があったので、水道水でしかもシートが使ってあるので塩素濃度は
普通の水道水よりかなり低いので、漂白で消えるは考えられないと問い
合わせが、返事がありません。水素イオンが無いことは考えられないと
思います。シートを通した水の漂白能力は高いですが、チップを入れない
方がより高いということは、これまでの結果から考えられません。
同15時36分撮影
これはコップに取っていた水を新たに入れ、試薬を9時
47分撮影の手順で入れて、撮影したものです。
常識的に考えれば色合いは上と同じになるはずです
が、3を比較するとpHに明らかな差が出ています。試
薬を入れると、アルカリ化が遅れるのでしょうか?
同15時28分撮影
試薬を入れたまま場所を移して放置し、撮影しました。
塩素は完全に消え、アルカリ度はそれぞれ少し上がって
います。
追試3
3月21日9時47分撮影14時4分撮影
塩素が不活性化しました。
同12時55分撮影
追試2
コップに水を約200t取り、その水を使って、1時間おきに追試1
左12年3月17日9時28分、左下同11時42分撮影
セリ場の使用直後の水を4つのカップに入れ、時間の
経過によりpHが上がることを確認しました。何れも左
がオルトトリジン、右がブロムチモールブルー溶液を入
れたものです。
上は9時26分、下は11時40分に試薬を入れ撮影しまし
たが、上下を比べると時間の経過により、塩素が消え、
アルカリ度が上がることを示しています。普通の水では
このような事は起こりえません。水がチップ等の影響を
受けた時点から力を持つようになるという私の推測が正
しいことの証明ですし、更にその水の影響を受けた物質
まで新たな機能を持つということが色々起きています。
チップやシートで水がアルカリ化し塩素が不活性にという証明実験です。
12年3月16日18時15分撮影
18時15分は流し、セリ場、共に塩素が消えている時間ですが、骨董の売買をする
お客さんが流しで、水を使われ、流しの方だけ塩素反応が出る状態になったので、
オルトトリジンと今日届いたブロムチモールブルー溶液で、早速チップやシート
による水のアルカリ化を紹介します。
左の2つがセリ場、右の2つが流しの水で、外側にはオルトトリジン。内側にはブロム
チモールブルー溶液を入れました。左の2つは使用後3時間以上経過しているので塩
素が消えていますが、右の2つは塩素が残っています。pH比較表と比べるとセリ場
の方は7.8以上、流しの方は6.6位ですから、チップ等によるアルカリ化能力はかなり
高いと思われます。
写真に撮った色が肉眼で見た色と違うのは常識ですが、上の数値が違うと勘違いさ
れると拙いので、解説します。肉眼では1はもっと澄んだ青で、2と4は写真より黄色です。
結果はシートの水の洗浄・除菌能力等の高さを示しています。
上の試験では水の採取場所が違うため、最初からpHが違うのではという疑いを無くす
ため、時間の経過と共にアルカリ化するという事やチップにより反応が促進される事を裏
付けるために追試を4回しました。
試験の結果はシートやチップの能力の高さを示していますが、併用することによる変化は
私の想像を超えるものでした。
塩素が不活性、アルカリ化