保育園でのできごと&思うこと

姉妹で同じ保育園に入れる

自治体によっては、認可園で兄弟、姉妹の場合に同じ保育園を考慮してくれるそうだ。
しかし、わが自治体は待機児童の数では日本有数の場所。そんな優遇はない
だから、もしかすると子供二人を別々の保育園に通わせ、お迎えに2箇所を回るしかないとい!これは、なんとも大きなリスクか・・・。
我が家はそう考えて、また子供が園を「移る」という精神的な苦労を考え、最初に入れた無認可の保育園に3人とも次々と預けることにした。先生方の熱心な態度も、ここしかない!と思わせたもの。しかし、保育料は涙が出るほど高い。自分の働く意味はボーナスぐらいにしかないのだ。これを乗り越えれば、大学だって怖くない!と思うのであった。

いつから園にいれるのがよい?

最近は4月入園を狙って、子供を生まれる方がいる。1年の育児休暇をフルに使うため、4月に出産、1年休んで1歳で入園というパターンらしい。さて、これは推奨されるべきなのか?
我が家の場合、6ヶ月、3ヶ月、4ヶ月と全て6ヶ月未満で入園させた。
メリットは、慣らし保育など必要ないほどすぐに慣れてくれ、泣きもしない。親の方が寂しい・・・というくらいに、親を恋しがったりしないので、よくいう「罪悪感」は感じません。
デメリットは、認可園に入れるのは至難の業、ということ。0歳児は待機児童がもっとも多いわけで、特に我が家のように中途半端に11月などから入園させようとすれば、認可園に入ることは、まず100%無理
まぁ、認可と無認可でどっちがいいの?という問題はあるにせよ、3人の子供を保育園に入れるなら、経済的には断然認可園の方が楽
ちなみに我が家が認可園に入れていたら、毎月の3人の保育料は、半分で済んだはずです。

保育園は素晴らしい!

このごろはあまりいなくなりました・・・というより、気にしなくなったのか、以前はよく「こんな小さいころから保育園!?」と軽蔑の意味も込めて、驚かれたことがありました。そんな方々は、きっと保育園の素晴らしさがわかっていないのだ、と自分で納得し、保育園の素晴らしさを捲くし立てて説明すると、最後はたいてい「あら・・・そうなの?」ってな感じになってくれます。
まぁ、本気で納得してくれたかどうかは別として、自分自身が子供たちを保育園に入れることの素晴らしさを理解すること、それはすごく大切だと思います。
保育園は0歳児から集団で生活します。たくさんの兄弟がいるようなものです。大勢の子供たちの中で、母子だけでいるのとは違ったたくさんの経験が出来ます。それが子供を成長させていくと信じています。
大人だって人と接することで、成長していくのです。やはり、仲間と触れ合うことがとても大切なことだと思います。
でも、保育園に行っているからといって、特別人見知りをしないとか、自立心が旺盛とかということはないと思います。
また、集団生活の中で生きる、ということを学ぶことで人に対する思いやりも生まれます。特に私の子供たちが通った園は、縦割り保育を実現していたので、思いやりがとてもついたと思います。
家ではできなかったことも、園だと出来るようになる・・・そんなことが多々あって、園の素晴らしさを実感しています。

認可と無認可

認可園と無認可園、どちらがいいのでしょう?
答えはどちらも。です。
あなたの生活にあった園を選ぶこと、そして子供がのびのびと落ち着いて暮らせる場所を確保してあげることが重要です。
認可園は、自治体の運営ですから何事も平等です。
すべての人がYESといえることを中心にやっていますから、特に「お金」のかかることに関しては、労力でそれをカバーする、という形が見えます。
無認可園は、賛否両論いろいろあります。ただどこも特色があるので、それをしっかり吟味する必要があるでしょう。
無認可には、自治体からの援助を一部受けているものもあります。そういう園であれば、かなり安心して預けることが可能です。
あとは認可・無認可ではなく、園の体質です。園を選ぶときは必ず自分の足で見学に行って、先生、特に園長先生の人柄に接することが大切だと思います。

登園許可証が必要な病気

このところのプール熱は、非常に強いウィルスだそうで、冬でも感染するとか・・・。
ご多分に漏れず、と言いましょうか、我が三女も先日高熱を出し、ひきつけまで起こしてしまいました。
プール熱は長女、次女に続く3回目ですが、41度の高熱を出したのは今回がはじめてで、いつも熱があっても元気な三女が、日永一日寝ている状態は、さすがに辛いのだろうとかわいそうになりました。
さて、そんな感染力の強い病気にかかってしまうと、今度は保育園に行かせるまでが時間がかかって大変です。
我が家の場合は、私の両親と言う強力な助っ人がいるわけで助かるのですが、そうでない場合は、本当に苦労ですよね。
実家に預けてしまう・・・という手もあるのでしょうが、それはまたそれで不憫。我が家でも、たまたま助っ人がいないときに、長く休んでしまって旦那と交代で会社を休んで対応するなんてこともありました。最初の「ぐったり」時期は、それでも仕事を持ち帰って対応できるのですが、後半の熱がなくて元気なのに、まだ感染力が残っている状態が一番厄介。子供は遊びに出たがる、元気に部屋の中を走り回る、外に行きたがる・・・。専業主婦の苦労が身にしみるひと時です。