一人っ子時代
長女は、とにかく寝ない子。夜泣きは3歳まで続き、母は仕事中眠い、眠い。朝も5時ごろから起きて、親を起こす日々。なんて子育ては大変なんだろうと、ぐったりの毎日。
それでも生後6ヶ月から、隣町の無認可保育園(大手企業経営)に入り、すぐに園になれて日々楽しく過ごしていたようです。
ただし、1歳になると親と先生の区別がしっかりつくのか、突然泣き始め、園へ朝送る係りのお父さんは、日々辛い思いをしていたことでしょう。
まだまだ甘えられる一人っ子、両親を独り占めの甘えん坊でした。
二人姉妹時代
長女が2歳2ヶ月で次女が誕生。俗に言う赤ちゃん帰りというのもあまり無かったのですが、それは突然始まりました・・・。「おーち作って!!」と折り紙を持ってきて泣き叫ぶ。無論、今まで折り紙で「家」など折ったことが無いのに「おーち!おーち!」と泣き喚く長女。母親のまねをして、抱っこした人形におっぱいをあげていた姿とは打って変わっての状況に、かなりびびりました。
それでも長女は生まれながらのお姉ちゃん。保育園でも家でもとにかく下の子の面倒をよく見るので有名。お陰で早起き以外、母を悩ませたものは殆どありませんでした。
次女は、姉を見ていつ怒られるのかを習得。要領のよさは天下一品ですが、かわいがられる資質をもっているようで、保育園ではお母さん方が「隠れファンよ」と言ってくださる。次女は3ヶ月で保育園入園。
三姉妹誕生
長女4歳11ヶ月、次女2歳9ヶ月で三女が誕生。三女がおなかにいる間も、長女の爆発事件はありました。これは父親の帰宅が極端に遅く、父親不在の日が続いたことも大きな原因でしたが、夜中に変な夢を見て泣き叫ぶ・・・。ただ三女のある事件をきっかけに殆どやらなくなりました。
三女は生後一ヶ月で肺炎になり、1週間の入院生活を送ったのです。その間、長女や次女が面会することも許されませんでした。母は泊り込みで超寝不足になりながらも、モニターケーブルと点滴の管が出ている小さな体を見て、最初のうちは毎日泣いていました。
その後、今度は腸に異常ありと言われ、結局腸が長かっただけだなのですが、小児外科の専門に1年間通院することになりました。
子育ては慣れてもの、と高をくくっていた自分が悔やまれました。三人三様、それぞれの子育てがあるのだと思い知らされた事件でした。
そんな三女も4ヶ月で保育園入園。同じ学年の子供がいない中(定員いっぱいのため)、一番年下でみんなにかわいがられる役得な娘です。
2004/6/27 サイトオープン