小学校と学童の生活

登下校時の心配

我が家の長女もようやく1年生。やっと小学生と学童にお世話になることになった。
まず、我が家での心配事No1.に輝いたのは、登下校をどうするか。
登校時は幸いにもマンション内で集団登校をしていたため、これは解決(しかし、3人目が行くころには、小学生人口も減ってくる・・・どうなることやら)
さて下校、学童へは最初指導員の方が迎えに来てくれた。1ヶ月ほどたってからは、子供たちだけで集団で移動しているようだ。これも、ぞろぞろと14人ほどいる学童の仲間で移動しているので安心できた。
さて最後は学童からの帰り。当初、、同じ方面の子供たちと一緒に帰ってもらおうと思っていたのだが、結局私が保育園仲間の子供も一緒に車で迎えに行くことになった。なので、帰宅後家にも入らず車を出して
日が高くても迎えに行かなければならないこの時代・・・。とても悲しいですねぇ。

学童の行事

保育園は、特にうちの場合、企業の経営する保育園だったこともあり、どちらかと言えば保育サービスをお金で買って提供を受けていた、という感じが強かった。で、学童はといえば、父母が主体になって運営していくもの。そして子供の自立を促すもの。ということは理解していたつもりだった。
しかし学童に子供を通わせて見て、色々知らなかったことが見えてきた。
まず行事に参加させることは、とてもよい事だ、という考え方。
一生懸命に企画をして、実行に移されるのだから企画側にしてみれば、より多くの人に参加してもらいたい気持ちはよくわかる。自分だってきっとそう思うだろう。しかし問題は、学童のいいところは沢山の交流の場がある、イベントがある、という風に歌われていること。
本当にそうなのだろうか?
専業主婦の家庭では、行事はそんなにない。それが問題かと言えば、そんなはずはない。確かにみんなで何かするのは、楽しいことなのだが、家族での時間を大切にすればよいではないか・・・そう思うのだが、違うのだろうか?
ほとんど毎月イベントがある・・・。もちろん強制ではない。いきたい人がいいわけだが、私のような人間は、やっぱり右へ倣えをしてしまうわけだ。
そしてまた、休まる暇のない週末を過ごしてしまうのだった・・・。

保護者が関与することが大事な意味が・・・

前述のように保育サービスを受けていた顧客側の私には、保護者が関与することの重要性がわからない
現在学童に代わる留守宅児童を含めた子供たちを学校のスペースを使って、預かる新しい保育スタイルが導入されつつある。この新しいスタイルについて、確かに色々まだ問題があるとは思うのだが、「保護者が運営に携わらない」事への危機感が挙げられている。
現時点でこれが私にはわからないのだ。
これまで保育園には、父母会は無く、すべて園にお任せだった。もちろん、問題があれば適宜伝えて変更してもらったり、検討してもらったりということはあった。そして6年間一度も父母会の必要性を感じなかったのだ。
だから、なぜそんなに父母会などにこだわるのかがぴんと来ない。あと3年もすると分るようになるのだろうか・・・

3年たってみて・・・
上記を書いてから3年が経った。そしてわかったこと。父母が関わる事はMUSTではないが、私の居住する地域の学童は父母が学童を運営していかなければ立ち行かないという現状がある。
行政任せにはできないし、民間が参入するとかなり高額な保育費が必要になり、低所得者層は通えない
どこへ行くかは親が、そして子どもが選択すべきだろうが、ここ2年役員をやってきて、運営に携わる親同士の絆の重要性を感じた。これは自分にとっては、とても大切で、日々の仕事、育児、家事の中で一番支えになってくれた。学童は子供だけのものではなく、親にも必要なものなのだと実感する今日この頃だ。学校では、働いている母親は少数派であり、価値観も全く違う、そんな中で、支えあえるのは学童の仲間。このネットワークは何にもなして貴重だといえる。

学童の指導員

学童の指導員は、本当に大変だと思う。
うまい口答えの出来ない小さな子供たちと違って、それなりに知恵のついた子供たちを何十人と面倒を見るのだ。よほど子供が好きでないと勤まらないと思う。
それに常に「責任」というものも付きまとうのだろう。保育園の保育士も大変だと思っていたが、こちらは尚大変そう。
でも、私自身大学時代に小学校の子供たちを連れてキャンプに行くような経験をしたことがあるのでわかるが、このころの子供たちは、結構かわいいのだ。
確かに憎らしいが、実はまだ大人に対する信頼も厚く、信頼関係が築ければ、本当に心を開いて受け入れてくれる。そして大きくなっても教師達のことは忘れない年齢である。いつまでも、「先生」と慕ってくれる。これがたまらない。
一緒になってドロンコになるなんて、中年も過ぎれば結構きつい。でも、それをしてくれる指導員の方には感謝である。

プール

いまどきの学校では、プールの授業が、毎体育の授業に無い
これは驚きだった。私が学校時代、夏の体育と言えばプールだったのに、週に1回しかない。年間でプールに入るのは10階程度だ。それでは、泳げるようになるはずも無いという気がした。
しかし既に保育園仲間たちは、水泳教室に通い、泳げる状態。うちの娘だけが未だに浮き輪組みである。
まぁ、補助輪無しの自転車もつい最近乗れるようになったので、他の子供たちより遅くてもそれが、彼女のペースと思っているわけだが、やはりこれは両親が水泳を教える必要がありそうだ・・・。
今年の夏は、教えないといけないんだろうなぁ。