魚菜王国いわて

宮古市の行政改革度

私は、もう時代遅れで、情報が遅い。
ほとんど情報集めをしないので、それは許してください。
他のサイト、ほとんど見ませんもの。
私の場合、インターネットは、落書き的な情報発信ですからね。
まあ、たまにでいいですから、暇な時に訪問なさってください。

今日は、5ヶ月遅れの情報を持ち出します。
これは、「NIKKEI REGIONAL ECONOMIC REPORT」の2002年11月4日付によるもので、全国の行政改革度をレポートしたものです。
人口5万人以上10万人未満の都市の中での順位です。
まず、最初に部門別。

透明度
 一位 逗子市(神奈川県)
 二位 宮古市
 三位 館林市(群馬県)
効率化・活性化度
 一位 宮古市
 二位 東金市(千葉県)
 三位 近江八幡市(滋賀県)
 八位 水沢市
市民参加度
 一位 登別市(北海道)
 二位 犬山市(愛知県)
 三位 千歳市(北海道)
     宮古市
利便度
 一位 千歳市(北海道)
 二位 柏崎市(新潟県)
 三位 岩見沢市(北海道)
 六位 水沢市

で、総合評価は。

一位 宮古市
二位 近江八幡市(滋賀県)
三位 柏崎市(新潟県)
七位 水沢市

すごいですね。
宮古市が一番なんて。
岩手県内の市が、ベストテンに二つも入っているのもすごい。
しかし、効率化・活性化度が一位ってのは、ちょっとピンときませんね。
他の各市がきっとひどいんでしょう。
ローカルはローカルの道を進むべし。
派手でなくとも、地道な活動、普通の活動が評価された、ということにしておいたほうがいいのかもしれません。

タラソテラピーでマイナスの熊坂市政にも、実はこんなことがあったなんて、私は知りませんでした。
ついでに、今日は少し熊坂市長に応援します。
タラソ問題でいろいろな噂が聞こえてきます。
たとえば、これは早稲田人脈がひっかかってるとか、助役がどうのこうのとか、ある会派がどうのこうのとか。
で、何があろうとどんな原因であろうと、市のトップである以上、結果責任は市長にあるわけです。
市の職員の不手際もあったでしょうが、これらすべてを出し切って、職員個人にまで責任追及するのは、道理の通った追及ではありません。
その辺の追求を他に転嫁しない市長の姿勢は、当然なのですが、今の無責任社会ではなかなかのものです。
市長は、実は、市の職員には厳しいらしいですね。
私のおばにあたる人は、市役所に臨時採用で勤めたことがあるんですが、あの当時は市の職員といえば、机の上に足を載せて、お茶を飲みながら新聞を読んでいたそうです。
そのおばは銀行勤めも経験しており、それと比較して、市の職員の仕事ぶりにあきれたそうです。
今はかなり改善されたのでしょう、と言っておきます。

例のごとく、脱線しました。
続けます。

褒めましたが、しかし、です。
結果には原因ありで、今回の不手際の調査公表(タラソテラピーと早稲田大学の話)は必須事項であり、ツジツマのあう説明を必ずすべきです。
職員個人の名前までさらせ、と言っているのではありません。
いったいどこに責任があったのか、構造的な原因ならばそれを改善しなければならないし、早稲田側ならば、それこそ本当に日本の構造上の問題となるでしょう。
こういうことをしっかり公表しないと、先のレポートの宮古市の「透明度」は眉唾モノですね。
期待してますよ、市長!
(2003年3月25日)



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