魚菜王国いわて

タダでお金をもらうということ

タダでお金をくれる人は稀です。
というよりいません。
「お金をあげるかわりに・・・」が普通で、その「・・・」が、どういうものかはここでは問題にしません。
援交であろうと、賄賂であろうと。
お金は絶対的な価値基準ではありませんが、現在、これに勝る価値尺度はいまだに存在しません。

公から、タダでお金を巧妙にもらう人も存在します。
たとえば、偽装離婚して、同じアパートの1階と2階に住み、生活保護を受けているご夫人などなど。

それとはまったく種類が違いますが、補償金という名の付く口止め料などは、やはり「タダ」で公から金をもらっていることになります。
漁業補償などはたいていそうです。
そのもらった世代だけ良い思いをして、後々の世代に対する影響というものをまったく考えていない。
原発建設、その他の関連施設建設で、地元の人々には膨大な額の補償金が降ります。
しかし、万が一、大事故(たとえばチェルノブイリのような)が起きて広域にわたって被害が及んだ場合、補償金をもらって建設を認めた地元住民は、その他の地域の影響を受けた人々に、どのような責任をとるのでしょうか?
彼らは、自分の命、財産を引き換えに金をもらっているというかもしれませんが、このような事態になったとき、そのような言い訳は通用しません。
やはり、同じ被害を被った人から見れば、タダで金をもらっているのです。

これらに使われる公金は、すべて、税金で補われるのです。
タダでお金をもらうということ、これは良いことではないのです。(アホクサ?、何でこんなこと書くんだろ、ビールを飲みながらの作成で?す)
(2002年10月12日)



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