魚菜王国いわて

掲示板における誹謗・中傷書き込みをした人の情報開示請求

私は、つい最近、このことを知りました。
プロバイダーに対して、発信者情報開示の請求ができるようになります。
この法律は、正確には

「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」

です。
詳しく知りたい方は

http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/top/denki_h.html

を参照ください。

公布の日は平成13年11月30日となっていて、施行はその6ヶ月以内の政令で定める日となっています。
正確に、いつからこの法律が施行なのかは、調べてないのでわかりません。

第1条が趣旨となっていて、

「この法律は特定電気通信による情報の流通によって権利の侵害があった場合について、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示を請求する権利につき定めるものとする。」

とあり、第2条にプロバイダー側の責任の制限が書いてあります。
第4条で、情報開示請求が書かれています。
その第2項で請求された発信者情報(つまり迷惑書き込みをした人の情報)は、発信者の意見を聞き、あとはプロバイダーの任意で、開示請求に応じる、とあります。

掲示板を設け、個人Webサイトを運営している人にとって、これを読んでおいて損はないと思います。
(2002年5月20日)

補足説明
この「つぶやき」を書いたきっかけは、「青い鳥」が、このサイトの掲示板を荒らしたことです。
「青い鳥」のWebサイトは、http://www4.ocn.ne.jp/~aoitori/で、人権主義、護憲主義を一面に出しています。
カウンターは80,000を越えており、サイトの内容からは、とても「掲示板荒らし」をする人間とは思えません。
あのような荒らし行為をする人間が、人権を語るのは許されることとは言えず、また、これは匿名世界の負の側面でもあります。

荒らしに遭った当時、プロバイダーOCNに相談したら、OCN側もお手上げであり、弁護士に相談したらどうか、との回答をいただいたほどです。

掲示板の「利用ガイドライン」(←ファイル消失)を設定したのも、彼の皮肉な貢献でして、ネチケットガイドラインのサイトを参考にして作成しました。
掲示板の管理という項目はないんですが、「1対多」の通信は掲示板の通信とみなすことができますし、また、全体を読んでも、だいたい同じであると言えます。
言うなれば、実社会での単なる普通のエチケットと同じであり、管理者は、投稿者に対して、最低限の利用ルールを示せ、ということです。
(2003年12月6日)



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