魚菜王国いわて

末広町復活への一つの考え PART 3 〜インフラ整備

贅沢税からインフラ整備の費用を捻出することを最初に書きましたが、タラソテラピーのように起債事業としてもいいでしょう。
贅沢税という税収が見込まれるわけですから。
また、どうせ財政は破綻するなら、地域通貨を育てられるようなインフラ整備に使ったほうがずっといいでしょうし(この考えはもっと拡大すれば、アイディアは無限です)。(笑)

DORAやジョイスに対抗するには、末広町は大駐車場の確保、ある程度の道路整備などのインフラ整備が絶対に必要です。
まあ、これらを整備しても、商店街側の努力がなくては何にもなりませんが。

私は、今の末広町の道路はそのままでいいと思います。
通行するのはバスだけにし、あとは歩行者天国。
駐車場は今のトキワザ駐車場近隣をもっと大きくし、また末広町をはさんで反対側の長谷川駐車場近隣も大きくし、駐車スペースを確保します。
つまり、末広町と中央通の境を、駐車場のゾーンにするわけです。
駅前はあのままで十分でしょう。
わかりやすい駐車場の確保は、人の気持ちをゆったりさせます。

末広町の商店街への物資の搬入はどうするのか?って。
そう、そこで考えついたのが、裏通りの建設。
今の大通りと末広町、末広町とニ幹線(字が違うかも)の間にもう1本ずつ細い道路を通して、業者住民兼用道路とします。
インフラ整備はこれだけ。
といってもかなりの金がかかりますね。
ニ幹線側は小さな川がありますが、それを利用して道路を作ります。
川の上に作るのではなく、川の側に作ります。
そうすれば、そこを散策、まではいかなくても、もしかして鮭が溯上するのや魚を見ることができるかもしれません(それぐらいキレイになればいいですね)。
ニ幹線側は比較的空いている場所があるんですが、問題は大通り側の方。
あっちは過密で、どこかの家屋をかなり移動しないといけない。
道路を作る費用より、そっちのほうが金がかかります。
この方法はかなりの地権者の同意がないと実行できません。
しかし、今のままでは・・・。

ここで大負けして、この業者住民兼用道路は作らないという条件で考えてみましょう。
そうすると、末広町の通りはバスのほかに業者にも通行許可を与えなければなりません。
これが問題で、通行許可の基準を厳しくしないと、一般車両も通行し始めます。
厳しくすると「あ〜だ、こ〜だ」と難癖をつける輩も出てきます。
が、そんな人はどっちみち、まともに考えてない人ですから、相手にしなくていいと思います(でも、そんな人が多すぎるから困るんですよね)。
逆に言えば、こんな人たちがいるからには、地域通貨とか、贅沢税とかいうのは、「どうしてこんなことをしなければならないのか?」ということを、市民がしっかり理解しないと無理ですね。
これだと、駐車場の大整備だけで、ハード面の整備はできます。

先ほど、末広町をバスだけ通すと書きましたが、このバスを循環バスにし、ワンコインバスにします。
最近は市主導で、遠野市がやっていますね。
しかも定期券などを発行し、一度払えば何度乗ってもタダみたいなものを作れば、これでもう、気軽に循環バスに乗ってショッピングができます。
終わったら、駐車場に行ってマイカーで帰る、ってなぐあいで。

あとはショッピングを楽しむというようなソフトのさえ揃えば、文句なしです。
(2003年2月23日)



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