魚菜王国いわて

続・タラソテラピー施設の課題

先日、「みやこわが町」の掲示板(←リンク切れ)で、MKさんの次のような指摘をいただきました。

>混雑について時間軸での評価や対策案が見られませんね。

私一人の考えなんて所詮知れたものであり、たくさんの人が同じ課題について考えれば、ずっとよいものができるはずです。
これを考え、意見を出し合うオープンな場として、「なあど」のサイト(←リンク切れ)に「課題を話し合う掲示板」とか作ってもいいだろうなあ、と思います。
「なあど」のことは、「皆さんのご質問、ご意見をお待ちしています。」と宮古市市役所のサイトにはあり、産業振興部地域振興室あてに一応提言できるようになっていますが、メールだと一つの課題に対して単発の意見しかありません。
しかし、これを掲示板で意見募集すれば、他の意見にアイディアを付加して、さらに良い案が出てくる、ということも考えられます。
少し前置きが長くなりましたが、今、書いたことも提言の一つかもしれません。

さて、「時間軸での評価」は、私が暇を作って調べるものではありません。
施設側がデータを取っているでしょうから、それを見れば評価は出るはずです。
そのデータから対策案が出るわけですが、まあ、よくある混雑解消案といいますか、暇な時間帯にお客様を移動させる対策として、時間毎の料金設定をする、というのがあります。
飲食店とかで「時間限定でサービスします」、とか、盛岡のマッハランドなんかも、時間によってプレイ料金を下げたりします。
また、ホテル宿泊も季節によって値段は違いますよね(?確か、モーテルも時間によって違ったはず。笑)。
これは非常にポピュラーな対策ですが、前回問題にした、現行のままの月会員の料金だと、それができません。
やはり、月会員の1回毎の利用料を徴収するようにすれば、先ほどのよくある時間差料金設定はできます。

最後にもう一度「みやこわが町」の掲示板(←リンク切れ)の話題。
「さかさいちょう」さんのレスを以下に転載します。

>一部の医療関係者さんは、「なあど」の海洋療法の施設については快く思っ
>ていないようです。ある部分では医業の領域に入り込んでいるわけです。医
>師である熊坂氏が推進して出来た施設というのも何とも皮肉なことです。

単純に医師の職業を考えると、病人が出なくなったら医師は商売になりません。
タラソテラピー施設は健康促進施設ですから、医療の分野でいえば、保健医療ということでしょう(すみません、この分野分けはテキトーかもしれません)。
保健医療が盛んになれば、普通の医師に儲けはなくなります。
熊坂氏の政策が皮肉なのではなく、医業自体の構造がすでに皮肉を生んでいるのです。
(2004年1月26日)

加筆
私は、上記の「課題を話し合う掲示板」を「シートピアなあど」宛(pier-desaki@rapid.ocn.ne.jp)へ、2004年6月28日に提言メールしましたが、返信はありませんでした。
宛てた電子メールアドレスは、現在は変わっているようです。
(2005年1月17日)



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