福生市南部の多摩川沿いにある福生南公園より丘陵ののどかな田園地帯を流れる秋川沿いに約10キロほど遡ると五日市に至る。
※07年9月の台風9号被害で一部通行止めとなった秋川遊歩道は08年5月に復旧 通行再開されました。詳しくはこちらをご覧下さい。
コースへのアプローチ 自走なら多摩川沿いに自転車道で。最寄り駅はJR・西武鉄道の拝島駅。自動車は福生南公園に駐車可。
コースの状況 前半はほぼ平坦で、半ば過ぎからは短いが急な登りも含むアップダウンがある。
周辺・寄り道ポイント 滝山城趾 秋川丘陵 ファーマーズセンター
逆コース (1')秋川に沿って五日市から多摩川へはこちらへ
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多摩川沿いの福生南公園の上流側にある睦橋で多摩川を渡り、最初の信号を左折して南下するとT字路の突き当たりで秋川に出会う。ここで上左の写真の所、ガードレールの切れ目から歩道に入って西へ下っていくと秋川沿いに走ることができる。 この辺から見える対岸の丘一帯は滝山城趾となっている。滝山城は戦国の小田原北条氏の城のひとつで、甲斐武田氏と戦った古戦場でもある。城趾へ立ち寄るなら多摩川の自転車道を下流方向に向かい、国道16号の拝島橋を渡ってそのまま国道で丘のピーク付近まで登り、西に別れる荒れた鋪装の小道に入ると城趾から連なる尾根に至る。城趾を抜ける道は未舗装で、タイヤが細めの車は不向き。
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川沿いに進むとすぐに東秋川橋に出会う。道なりに橋の下をくぐると、河川敷にバーベキュー施設、秋川ふれあいランドがあり、写真右端の木の脇にはトイレがある。ここから右手に田んぼの広がる低い土手上の道を進む。さらに、右手から河岸段丘の崖が迫ると、土手からわずかに下って河川敷を走る。ここでは脇から流れ込む小川を渡る小橋の前後で、台風などの増水後、路面に土砂が被って走りにくくなっていることがある。
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段丘下を過ぎて右手に田畑が広がる様になると、雁行堤または霞堤と呼ばれる、断続的に途切れた土手が現れる。これは昔の治水方法のひとつで、洪水時、意図的に水を溢れさせて濁流の勢いを弱めるものだ。上左の写真の地点は左手の土手上へ上がって進むが、土手下の道を走ってもよい。土手上の道は狭いので歩行者に注意して走ってほしい。この土手は桜並木の枝が道に覆いかぶさ、春の花の時期には桜の花に包まれながら走っているようだ。
右上の写真、土手上の道が終わった所で狭いスロープを右手へと下り、右下の道路に出てすぐ上流にある東秋留橋に向う。この橋では06年冬に始まった架け替え工事により、迂回のために右上の写真の地点では河川敷に降りる階段を下っていたが、06年8月現在、橋桁工事が一段落して工事開始前と同様に走れるようになった。
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06年冬からの橋桁工事中に上の写真のスロープも通行止となり、一部改修工事が行われていましたが、06年8月現在、一連の工事が一段落し工事開始前同様に通れるようになりました。ここを河川敷に下って、橋の下を上流へと進みましょう。スロープは狭く、折り返しているので、特に下りは注意してください。
今後、橋の本体工事が始まると状況が変るかもしれないのでご注意ください。
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圏央道秋川インターチェンジのある秋留橋を過ぎると、河川敷に広い駐車場が見える。上左は秋留橋の上流側、サマーランドが対岸に見える一の谷付近ののどかな道。ここから見えるサマーランドの裏山は秋川丘陵と呼ばれ、所々切り立った崖が秋川へと落ち込んでいる。その崖地が重なる様を屏風に例えた六枚屏風岩が対岸に見える一の谷のバーベキュー場、リバーサイドパーク一の谷の先は、右上の写真のように自転車のすれ違いも難しい狭い舗装路となっている。程なく、青く塗られた水門の所で川沿いの道が途切れたら川を離れて右手の路地に出て、分岐を左へ左へと折れ、すぐ上流側に見えていた引田橋を対岸へ渡りさらに上流へと進む。
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引田橋よりゴルフ練習場やグランドが続く川の南岸を進み、山田大橋の下まで来たら急坂で谷の斜面を一気に登る。大橋をくぐり抜けたところで左の写真の人家の所を右に入ると網代から弁天山の裾を秋川沿いに五日市まで行くことができる。この分岐には最近(06年1月くらい)にキャンプ場入口の看板が立ちました。ここを見過ごして網代トンネルまで登ってしまったら引き返す事。 尚、網代トンネル口のすぐ西側脇から南方向へ狭い舗装路を登っていくと、峠から秋川丘陵、サマーランドの裏山に続く尾根道に入ることができる。
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山田大橋キャンプ場前の坂を上り、弁天山を望む弁天橋(左上の写真)を渡ると、山の中腹にのどかな田園風景が残る網代に出る。弁天山が秋川へと落ち込む渓谷の道を行くと(右上の写真)、地場の農産物を扱うファーマーズセンターの裏手に出る。ここから五日市街道に入れば1キロほどで五日市駅に着く。
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