タイ・ラオス写真日記<ラオス編3>(MAR-APR/'00)
Photos of Laos -3-
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ゲストハウスの住人、ゲッコー。
あれ?トッケーだっけ?
10回以上鳴くと幸せになれると言われているのに、
せいぜい7回止まり。
がんばってくれよー。
ルアンパバン、ラオ・アビエーション前のフー(センレック)。
米でできた細麺。5000kip。
おいしいカオピヤックを知ってしまった後では、
なにもかもが空しい。
ついてくる野菜はナムプリック(甘辛みそ)を付けてむしゃむしゃ食べる。
小学校から帰宅する子供たち。
サバイディー(こんにちは)と礼儀正しく挨拶してくる。
学校前では駄菓子屋が店を広げて小さなお客さん待ち。
なつかしい光景だ。
そういえば買い食いが楽しみだったなぁ。
小学校の中から歓声が上がっているから覗いて見ると、
セパタクローの試合をしていた。
かなり真剣勝負で声援にも熱がこもっていた。
選抜試合かなにかだろうか。
ルアンパバン空港。
空港までトゥクトゥクに乗っていたら、
恐怖のバケツ子供たちに遭遇、
思いっきり水をかけられたから
「バカヤロー!」と叫んだ(正しくは「ありがとう」)。
というわけで空港前でしばらく日光浴。
ほんとに水かけ祭(ボーン・ピーマイ、お正月)は迷惑だ。
またメコン。
どうしても撮りたくなる。
乗らなかったほうの機体。
乗り心地はどうだろう?水蒸気出るかな?
ラオスって社会主義国のわりには、
空港で写真撮っても何も言われない。
インドのほうがよっぽどうるさいや。
ビエンチャンに戻った。
メコンの夕焼けを見ながら、さとうきびジュースを飲んだ。
蚊が多かった。
タラート・サオで見た果物屋台。
タラート・サオの内部は
意外にがらんとしている。
布、シン、土産物、衣料品、骨董品、
電化製品、金物など生活用品がそろう。
両替屋も複数軒ある。
2階は豪華絢爛、金ぴかな金行ばかり。
金だけじゃなく宝石やら銀製品など、
なにしろ光り物のオンパレード。
貧乏ツーリストなんてお呼びじゃないって感じだ。
タラート・サオ外周の食べ物屋台が集まるところで、
ヘビを焼いていたおじさん。
「わぁ〜お」って言いながらおねーちゃんが見ていたから、
ラオス人からしてもグロテスクなんだろう。
もち米から作る焼酎、ラオ・ラーオ。
ラオスを代表する酒だ。
これは1本4000kip。地酒を空瓶に入れたものならさらに安い。
泡盛のルーツと言われるだけあって、
むっとする米の匂いと後味が、本当に泡盛そっくり。
ただちょっと雑かな。
ルビーのようにきれいな赤色のラオ・カオカムもある
ビエンチャン中心部北西にあるタラート・トーンカンカム。
覚えにくい名前だ。
サオが生活用品市場なのに対して、
こちらは生鮮食料品市場。
どこが入口なんだか分かりにくいけど、
これが入口。
広くて食材が豊富だ。大ナマズも売っている。
台所さえあれば、いや台所がなくても七輪さえ持っていれば、
ここでたんまり買って帰るのに本当に残念。
せめてもとニンニクたんまりの激辛みそと黒胡椒を買った。
みそが臭くて臭くて移動のたびにプンプン臭った。
ナムパー(魚醤)かな?
それともパーデークってやつだろうか?
なにしろ臭くて塩辛くて美味そう。
ラオスの主食、もち米。
日本の味噌みたいな盛り方だ。
おばちゃんが売り子しながら脱穀していた。
トーンカンカムからの帰り道で生ビールを見つけた。
あるとは聞いていたけれど、はじめて見たビアラオ生。
これが飲まずにいられようか。
ということで頼んでみたら・・・。
プラスチック容器に入っていることは許せるとして、
生は新鮮でこそ生なんだ!
タンクいつから換えてないんだよぅ、ウゲェ。
タイでソムタムと呼ぶ青パパイヤサラダのことを、
ラオスではタマフーンと言う。
タムマクフーングでタマフーン。カタカナじゃ表記できないや。
大好物な割になんとなく買いそびれていて、
ラオス最後の夜が初タマフーンになった。
やっぱりこれは個人技だね。
作ってるおばちゃんの手つき見て、はずれだと分かっていたけれど。
タラート・サオ奥のバスステーションから、
友好橋を目指すことにした。
タデウア(タドゥア)方面行き1番乗り場で待つこと数十分、
ワゴンに毛が生えたちっこいバス(No.14)が来た。
ここが始発じゃないからめちゃ込みで座れない。
これでもかというくらいに客を詰め込み、満員バスは出発。
橋までへちゃむくれになりながら約1時間、700kip。
これがラオス国境にそびえる友好橋イミグレーション。
外見は立派だけど中にはイミグレ以外これといって何もない。
橋を渡るバスは10Bまたは2500kip(ラオスからはkipで払える)。
出国も入国もあっけなく、
なんともインパクトの少ないラオス旅だった。
国境からトゥクトゥクに乗ってノーンカイへ。
ひとまず駅に荷物を預けて(1個5B)、町へ行く。
ここがノーンカイの中心らしき船着場。
といってもタイ人とラオス人しか利用できない。
タイ人、ラオス人はここから気軽に渡し舟を利用して
国境を行き来する。
船着場のそばのレストランでコーヒーを飲んでいると、
いかにもおのぼりさんといった感じのラオス人が必死に金を使っていた。
私たちはミネラルウォーターすら断るのに。
船着場横のベランダからメコンを眺める。
これでメコンもしばらく見納めだ。
国境が川なのって日本人には不思議だね。
夕陽に光る友好橋が見えて、
なんだかちょっぴり感傷的になったりして。
今日もやっぱりいつものように、
ラオスの人たちは生きてるんだよね。
バンコクに戻る列車の中で、
やることないから食堂車へ行った。
ジャンピング食堂車の中でビールを飲む。
ビールはビアシン。ビアラオではない。
ちょっとホッとしたりして。
そんな瞬間に近代文明に浸っている自分が見えた。
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