名前は、よく間違えられます。桐山健志、と書かれることも多いのですが、健康な志ではなく、志を建てる、です。他にも、健史、健司、等々。名字の方も霧山、一番ひどかったのは、切山。こうなると、健志なんか、間違いの内に入らないかも。読みも、「たけし」が正しいのですが、「けんじ」「けんし」になってしまうことも。
大学入学時から、「みやさま」「みやちゃん」などと呼ばれ、なかなか本名は覚えてもらえない。
古くは「隊長」と呼ばれていたこともあるが、一部でそれが復活、なぜだか、判りますよね。
自分では、猫系だと思っていたのが、あるときクマに似ているといわれて、その気になっている。
ところが、動物占いによると、「華麗なコジカ」なんだそうです。
鶉(ウズラ)、こぐま、サル(以上、自称)、小猿、ポチ(通称)・・・・・・、周囲には動物が多い。
ヴァイオリン、ヴィオラ、それにバロック・ヴァイオリン、バロック・ヴィオラ、更にはヴィオラ・ダ・モーレ、ピッコロ・ヴァイオリンも手に入れ、合計6種類、9台の楽器を所有。クラシック、ポップスから、古楽器演奏まで、幅広く、活動している。
趣味は、時刻表や地図をみること。また最近は乗馬もはじめてはまっています。
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長野県出身。高校まで県内を転々としていたため、長野県のどこ?と聞かれるとちょっと困る。
2歳10ヶ月にして自らヴァイオリンという楽器を選ぶ。4歳の時の天才的な?録音が残っているが、その後は伸び悩む。しかし、自分で選んだ楽器だったからか、それとも両親のお陰か、やめたいと思ったことは一度もない。10歳の頃から小山清茂氏のもと日本和声を用いた作曲も学ぶ。
1986年、理学部に進めという周囲の忠告を無視して東京藝術大学に入学。在学中、いくつかのコンクールを受けるもことごとく予選落ち、コンクール嫌いになる。
1992年同大大学院修了、その頃、バロック・ピッチでの仕事を引き受けてしまったのをきっかけに、バロック・ヴァイオリンも購入。1995年、モダン・ヴァイオリンでフランクフルト音楽大学に留学。しかし、いつのまにか古楽オーケストラ「ラ・スタジオーネ・フランクフルト」のメンバーとしても活動を始めていた。
1998年の古楽コンクール「山梨」と1999年ブルージュ国際古楽コンクールで、第一位を受賞、古楽をやめられなくなる。1999年より「オーケストラ・シンポシオン」のコンサート・マスター。また、武久源造氏との出会いによって翌年「コンヴェルスム・ムジクム」を結成。
2000年、デビューCD「シャコンヌ」を自費制作、レコード芸術誌の特選盤に選ばれる。以後、主にコジマ録音より多数のCDをリリースするが、残念ながらなかなか特選盤には選ばれない。
2005年、古楽コンクール「山梨」鍵盤楽器部門の審査員を務める(コンクール嫌いは治癒しつつある)。フェリス女学院大学ではオルガン科の非常勤講師、またピアノの公開レッスンをしたり、さらにはメンデルスゾーンのヴァイオリン・ソナタ全集の楽譜校訂(ベーレンライター社より出版BA9066)を手がけるなど、垣根を越えた活動をしている。また、2008年より愛知県立芸術大学の准教授となり、モダンでの活動も活発化しつつある。