Fantasy Story II
悪戯好きの妖精たち

巨木が立ち並ぶ森の奥、木のうろの前に小さな妖精が佇んでいる。

概要

バイナリツリー森林から花の道を通ると、そこは悪戯好きの妖精たちの森。妖精たちの悪戯は大抵はたわいないものであるが、最近になって冒険者にヘルファイアを撃ち込むなど過激化しているらしい。悪い妖精を懲らしめよう。

ストーリー

妖精の女王ティターニアは古文書を解読していた。人間の先王が残したとされる魔法書で、何でも最強の炎魔法が書かれているらしい。ティターニアはそういった魔法書を解読しては、冒険者相手に試し撃ちしていた。ようやく序文の解読が終わったところだ。

『この魔法の本質は、対象の分子配列の暗号化である。炎属性の魔法ではないのだが、対象が炭化したように見えるため、エニグマファイアの呼称を得るに至った。復号化の魔法は失伝しており、レイズ、リザレクション等の蘇生魔法は機能しない。まさに最強の攻撃魔法と言えるだろう』

「なんとか訳せたけど、分子配列の暗号化? うーん、よく分からない」

ティターニアは訳文を前に首をかしげる。そこへティターニアの夫、妖精の王オベロンがやって来る。

「やあ、ティターニア。今日も魔法書の解読かい? 冒険者相手に魔法を試し撃ちするのも、ほどほどにしないと、討伐隊を組織されてしまうよ」

「でも人間の先王がかけた呪いで、冒険者は死んでも墓場で復活するじゃない。問題ないのでは?」

オベロンが心配そうに諭すが、ティターニアはまるで気にしない。

「復活すると分かっていても、死ぬのは嫌なものだよ。まあ、仮に冒険者が討伐に来ても、僕とパックが守るけどさ」

「素敵! 私もヘルファイアで応戦するわ」

妖精たちの無邪気な笑い声が森に響く。

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一方その頃、グリスの町では、案の定、妖精の討伐隊が組織されていた。

行き方

妖精の森へはバイナリツリー森林(g,4)から行くことができる。

妖精の森へは、バイナリツリー森林の塔の東にある花の道を通って、行くことができます。

新レシピ

製本スキルに5種類の新レシピを追加しました。レシピの材料には妖精の森で伐採できる妖精の丸太が必要です。作成できるアイテムは、各種バフと蘇生の魔法書となっております。

宝石スキルに6種類の新レシピを追加しました。レシピの材料には妖精の森でカーバンクルを倒すと入手できる妖精石の原石が必要です。作成できるアイテムは、宝石、各種バフと蘇生のオーブとなっております。

裁縫スキルに2種類の新レシピを追加しました。作成できるアイテムは、妖精をモチーフにしたアクセサリとなっております。


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