京都・東山地区その
08.4.15

白川のせせらぎ

巽橋より見る白川のせせらぎ、左には割烹など町屋がならび情緒を漂わす。

「清水へ祗園をよぎる桜月夜 こよひ逢う人みな美しき」

巽橋より見る東側の風景

巽橋の傍には辰巳大明神があり、その北側に小路がある。 次はその小路、祇園新橋通へ。



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祇園新橋通

祇園新橋通の茶屋街

祇園新橋通は京都の中でも最も美しい古い町並みを残していると言う。

石畳の敷かれた道の両側には昔の侭のお茶屋が軒を連ねていて、

そこかしこに新撰組の兵が幕末に闊歩していたのかと思うと、ぞくぞくとくる。

長州の高杉晋作が遊んだ町屋が、この通りに今も残っているそうだ。



祇園新橋通の茶屋街

紅殻格子に軒下には簾を垂らした祇園茶屋、入口には「都踊り」の赤い提灯を

入口に吊るし春を告げている。

新橋通を通り抜け、加茂川沿いに4条どおりに出て祇園花見小路へと進む。

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祇園花見小路

祇園花見小路

4条通りから南の建仁寺までの町屋街で紅殻格子や犬矢来のお茶屋や料亭が軒を連ねていて

祇園甲部と言われる花街の中心街と言われている。 軒下に灯りがともる頃には華やいだ夜を迎える。

旅人にとっては心を惑わされるいざないである。


一力茶屋

4条通りの角に立つ一力茶屋、大石内蔵助が昼行灯と呼ばれ遊びほうけた御茶屋。

平成の昼行灯が今夜も宴を広げるのだろうか?  昔は遠くなりにけり。


祇園花見小路

やがて宵ともなれば都踊りのぼんぼりや提灯に灯が燈され艶やかな雰囲気を醸し出すことになるが

こちらは、これでお暇となる。 天気にも恵まれ、京の最高の情緒と雰囲気を味わうことができた。

歩いてみると彼方此方に時代ごとの歴史の面影が遺っていて、流石、日本で一番長い

都であった歴史の重みと京文化の奥深さを感じた一日であった。

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