紅葉まつり
名古屋市東山植物園

08.11.29



秋も深まり各地の紅葉情報がまっさかり。

こちら名古屋東山植物園でも紅葉まつりが開かれている。

今日は風もなく穏やかな小春日和につられ、のぞいて見た。

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紅葉(もみじ)と楓(かえで)は、紅葉の美しいのを楓と呼ぶそうだが、盆栽の世界では

葉の切れ込みの数や、その具合で分けているそうだ。

日本へは遣隋使が唐楓(とうかえで)を持ち帰ったのが始まりと言われる。

何れにしても、黄色から赤の間で美しい装いを見せてくれる。

秋も紅葉がなければ味気ないものであろう。


かつてシンガポールへ行ったが、常夏の国、植物の紅葉はなく

弱った葉から順次さみだれ的に散って、新しい葉に一年中、入れ替わっているそうだ。


東山公園中池



   植物園では入ると左手の植物会館に行けばボランティアーの人達がいて気軽に案内してくれる。

   園内は洋風庭園、日本庭園、温室、薬草園、バラ園など自然林と共に遊歩道が設けられている。




日本庭園へ




























日本庭園・也有園(也有園)

也有園は尾張藩士・横井也有を忍び造られた回遊式庭園で、也有は社寺奉行等、

藩の要職を務めていて、著名な文人でもあり、彼の俳句に縁のある草花が植えられ

風情のある雰囲気を持っている。


門より見る奥池




庭園のツツジ





庭園芝生


















奥池に映した紅葉





東屋より見る奥池噴水





庭園奥にある合掌造り

この合掌造りは世界遺産の白川郷よりの移転されたもの。 干し柿が軒に下がり

中では民話が語られていて、のどかな秋の印象が膨らむ。


屋内より見る紅葉




















三角屋根は東山スカイ・タワー





万葉の小路へつづく






紅葉かりの人達は紅葉ごしの午後の光に染められ、不況など何処かへ失せ

幸せのひと時を満喫していた。

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