西三河路さんさく(慈眼寺)
04.4.29 知立市山町

洲原公園でカキツバタが、こちらにも咲いているとの話を聞き、早速の訪問となる。

こちらの寺は曹洞宗で1650年創設され、馬頭観音菩薩座像が祀られている。
寺の説明によると、昔、知立は池鯉鮒と言い、
広重の”東海道53次”で”首夏馬市”と題して描かれ、
池鯉鮒宿は木綿の集散地として、馬が運搬に使われた関係で、馬市が栄えた。
宿駅の東の野(松並木)には、4・500頭の馬が繋がれていて、
明治になって、慈眼寺境内に移され、馬市に集まる人達の
信仰を集め、賑わっていた、とのこと。

馬市の碑

こちらに来てみると、この寺は牡丹の花で有名で、
カキツバタもあり、驚き、早速、見せて頂く。
花は一番咲きが終わった所だったが、未だ咲いているのもあった。


聞いた通りカキツバタは直立し、数は少ないが、素晴らしものだった。






本堂では、若い女性が、和服姿で琴の演奏会を開いていて、
音色が花々にしみ入って行く様で、
日本の風雅の境地に、浸たることができた。







朝の出だし今日はもうだめかと思ったが、何と素晴らしい気分で終える事ができた。
出会った皆さん ありがとう!

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