桜淵自然公園の桜
新城市 09.4.3


今年は花冷えが続いて出かける気がしなかったが、今日は久しぶりに暖かく、”三河の嵐山”とも呼ばれる

新城市の”桜淵公園”に行く。 桜淵自然公園は愛知県と静岡県の境近くを流れる豊川の中流にある

渓谷にできた淵で、新城市役所のすぐ南に位置した桜の名所である。


新城市役所の東側の細い道を南に下って行くと、10分程で桃色のランタンが下げられた川沿いの道に出くわす。

眼下に、大きな岩や崖もあって、変化のある淵が見える。 

エメラルド・グリーンの美しい水面と奇岩に桜の織り成す景観は南画の様である。 


 この辺りは日本列島の東西に延びた断層が走る地域で、地盤隆起により渓谷が深く段丘が変化にとみ、

江戸時代に地元の新城城主・菅沼定実が渓谷美に惚れ、桜を植えさせたのが公園の始まりで、

その後、紅葉等も植えられ遊歩道も整備されて景勝地として発展してきたそうだ。



川沿の道を左に上って行くと道は細くホテルなども建ち、地域の人達が行楽に訪れるのも頷ける。 

やがて大きなつり橋が見えて来る。





豊川は段戸山より発し三河湾に流れ込む1級河川、全国の162河川の中、水質の美しさでは20位だそうだ。

水面の静ずけさが、更に水の透明度を増し岸の風景を水面に映す様は長閑な花の季節が静かに漂っていくようだ。


 先ほど出合った人の話では上流にダムができるまでは、もっと綺麗な水であったと、

自慢顔で言っていたが、確かなようだ。





桜も、ほぼ満開と言ったところ、川には舟遊びの人も見かける。

今日は暖かく風もなく川面は、さぞ心地よかろう・・・・・



つり橋より見える風景は桜淵の一番のビューポイントのよう。





橋上より眺めた景色

桜に楓の新緑も入り混じり春爛漫の両岸に、緑の水面に巨岩や奇岩が変化をつけた渓谷美は

流石に日本の季節を味わうに申し分なし。
















川の奥は三河の山々





対岸へ橋を渡ると大きな公園があり、周囲は桜並木で囲まれ、ベンチや芝生の寛ぐ場所も設けられている。

公園には屋台も並び、みたらしや五平餅などの食物や地域の産物を持ち込み、おばさん達が賑やかに呼び込む。

 売り子のお婆ちゃんから声をかけられ、話している内に桜餅とイチゴを買うことになる。

お婆ちゃん達は、世の不景気も何処吹く風、隣の鳳来町からやって来たと元気いっぱい。


丁度、時間もお昼。 皆さん、あちこちに座り込み、食事を楽しみ花も団子も両方取り。

こちらもつられて、桜飯の巻寿司を買い込み桜の下で舌鼓!




食事をして公園に隣接する釜屋建民家を見に行く。

釜屋建民家とは江戸時代中期の建物で豊川流域や天竜川流域にかけて分布する民家で

平入りの主屋と妻入りの釜屋を約1間(1.8m)離して左右に並べる「分棟型」民家の典型で

家に向かって左側に母屋、右側に釜屋がある母屋と釜屋の棟の方向が直角に

造られているのが特徴と言われている。


芝生が植えられ東屋などもあり公園となっていて、その隅に建っていた。

菜の花や石楠花も咲き野良の雰囲気を感じさせてくれる。


釜屋建民家





石楠花







釜屋建民家を見た後、桜淵へと戻る。




桜淵の遊歩道






楓・桜・水のコラボ!














桜淵へと戻ってみると、多くの行く春を惜しむ人々で賑わっていた。



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