京都
・
洛東
の
秋
06.11.29
暖かい秋で遅れていた紅葉も、ここに来てすっかり里に降りてきた。
昨年、見残した京都洛東の季節の歩みをまた、探しに来た。
訪れたところ
真如堂 京都市左京区真如町82
銀閣寺 京都市左京区銀閣寺町2
法然院 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町
光明寺 京都市左京区黒谷町121
真如堂
真如堂。 言わずと知れた紅葉の名所、天台宗の寺である。
此方の本尊は「うなずき弥陀」と呼ばれ、慈覚大師円仁の作と言われ、女性の願い事を
よくうなずきお請けになるそうな。 小さな門を入ると、なだらかな石畳が本堂へとつづく。
入って右手の三重塔
真如堂入口
門
本堂への石畳脇の駐車場は朝からイッパイ。
真如堂本堂
秋のご開帳でご本尊を拝がまして貰ったが心なしかうつむき加減の微笑があった。
本堂前五輪塔
紅葉と銀杏の絨毯。 落ち葉の色分けがみごとなこと!
本堂廻り廊下より望む紅葉狩りの人達。
本堂廻り廊下した紅いもみじ影
まわし廊下よりの方丈
方丈の庭。 「涅槃の庭」の枯山水。
東山を借景にした「涅槃の庭」朝の斜光が濃淡を浮立たす。
庭隅に置かれた手水鉢に、ほのかに映る紅葉影。
渡り廊下隅の好対照。
室町時代にさかのぼる小宇宙
昔からの和の佇まいが其処に。
散りもみじと千両、どちらが主役ともつかず持ちつ持たれつ。
これぞ錦秋!
三重塔
なまこ壁と紅葉。
銀閣寺へ続く
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