トルコ古代遺跡めぐり
2002.11.2-11.12
訪問先
シンガポール〜イスタンブール〜チャナッカレ(トロイ)〜ベルガマ〜エフェソス
パムッカレ〜コンヤ〜カッパドギヤ〜ボアズカレ〜イスタンブール〜シンガポール
この紀行文は以前、トルコに行った時のものをまとめたものであり、現在状況とは多少の違いが
あるかも知れないのでお含み願いたい。 古代遺跡といえばエジプトやギリシャ、イタリアが有名で
あるが、最近はトルコが新規の発見もあり見直されていると言う。 トルコは西アジアと東ヨーロッパ
を結ぶ文明の十字路と言われ、世界三大文明のメソポタミアの一地域でもある。今回はイスタンブ
ールよりアナトリア地域八箇所の延べ2450kmをバスで廻るキャラバンである。 中部空港よりは
トルコまでの直行便がないのでシンガポールまで飛び、シンガポールでデュバイ経由イスタンブール
行き便まで時間があるので、12・3人乗りでのクルーズで、シンガポールの街を運河より見物する。
こちらではマンションが5000万円から1億円するそうで手が出ないとガイドが言う。確かにどこでも
資本主義の国は物価が上がり勤労者を苦しめる。 そんなことを思いながら、クルーズを終わり、
クラークキーに上がる。クラークキーとは盛り場でレストランやバー、カフェが並ぶエレアでSF映画の様
な色が変わる巨大な屋根に覆われたストリートやUFOの様な形のオープンテラスが並ぶナイトスポット
で大勢の人たちが食事やワインを楽しんでいる。 またプロムナードからの夜景が美しい。我々は食事
を済ませ、水を吐き出し青白く輝く マーライオンを見て夜の空港へと向う。 フライトは23時50分発
のシンガポール航空である。
クルーズより見るシンガポールのビル群
イスタンブル イスタンブルはアジアとヨーロッパの大陸にまたがる都市で、その間を通るボスポラス海峡は黒海、 マルマラ海、金角湾に注ぎ込んでいる。 イスタンブールは、かつてローマ帝国、ビザンチン帝国、 オスマン帝国という3代続いた大帝国の首都でもある。 そのため過去の遺産も数多く残している。 人口880万でトルコの文化、経済、学術、観光の中心である。市域は、ヨーロッパ側はコンスタンチノー ブルと言う旧市街区を中心にマルマラ海沿いに伸び、金角湾を隔て北へも広がっている。 アジア側は ウシュキュダル、カドゥキョイ地区などからなる。 昔は皇帝自身の名前をとってコンスタンティノープル と呼んでいたが、オスマン・トルコ時代からイスタンブルと呼んでいる。 |