尾張津島・藤まつりその2
04.4.28





カピタン藤





藤棚のおわり




津島神社

藤棚の直ぐ北に神社あり、こちらにも寄る。 津島神社は540年鎮座、須佐之男命と大国主命が祀られ、天王信仰の本社で

尾張の人々には、古くから厄よけの神として崇められている。 織田氏は氏神として崇拝し、豊臣家や徳川家にも

崇敬され守られてきた。 夏の天王祭には、天王川のまきわら船に提灯が燈もされ、宵祭で賑わう。


楼門、豊臣秀吉が1591年寄進した桃山式の優雅な門。














拝殿、本殿は徳川家康の四男・松平忠吉の妻女の寄進のもの

神紋は織田家の家紋と同じ木瓜紋


神苑の池
















堀田理右衛門邸


堀田家は神社の南にあり、初代・之理は福島正則の清洲城在城中、小姓として仕えたが

正則の広島への領地替えの時、津島に戻った。 2代から4代と続き、5代・之仲(1675〜1728)の

とき酒造業や雑貨商を商う商家となった。 6代目・知之(1719〜1797)になると生業も軌道に乗り、

新田開発も手がけ漢学や和歌、俳諧、茶の湯を嗜み、文人としても知られる様になり、

尾張藩への調達金も融通できる立場となり藩から名字帯刀を許された。 現在、11代目と言う。

国の重要文化財に指定されている。 敷地面積623坪


堀田家入口





連子のはまった江戸商家





内玄関に籠が置かれている





商家らしく「みせ」が仕切られ、奥にみせ座敷がる。





中庭





庭、手水鉢





書院













茶室、刀掛けと右・にじり口






露地庭






茶室内


これだけの藤が見れるとは、想像もつかなかった。 「灯台下暗し」


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